再生への旅

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<<   作成日時 : 2010/02/17 18:43   >>

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人生のこんなところに蕗の薹  玉宗


愛媛県新居浜市の瑞応寺専門僧堂から毎月送っていただいている寺報『銀杏』誌。その第741号に堂長・楢崎通元老師のテレホン法話が掲載されているのでご紹介したい。


「新年頭の仏法」

千里同風の新年を迎え、覚悟を新たにして、よりよく生きようと誓いを立てられたことと存じます。
仏国山中もお蔭様で仏天のご加護と大衆の威神力により新年頭の行持を勤めています。

道元禅師は「この生死は、すなわち仏の御いのちなり」と説き出されて、この生き死にする人生が、そのまま仏の御いのちである。だから、死を厭い生を願うことは、刻々に生き死にする仏の有りようを止めてしまう事になると述べておられます。

まさに「生きる」とは、人生を厭うこともなく、また願い求めることもなく全力を上げて「生ききる」ことで、この時はじめて仏の心、仏の命と一つになるとのお示しであります。
この祖訓より私は、元西堂橋本恵光老師の作られた次の道歌を憶い起こします。
”なすことの一つ一つが楽しくて 命がけなり遊ぶ子供ら”
このお歌を通して一つは生命がけで、そのことに取り組んでいること、もう一つは遊びとして楽しんでいることを学びたいものです。

人生の旅路の中で、私共はわが心に適ったことは追いかけ、心に叶わないことからは逃げようとします。逃げず追わず、ぐずらず、のぼせあがらず、落ち込まず、どんなことに対しても、姿勢を正し、懸命の勇猛心をもって取り組んでゆけと云うのです。しかも緊迫感をもって対処しつつも、歓喜の面持ちで楽しくやってゆけと教示されます。
また一面、子供たちにとって遊びそのものが目的であって遊びを何かを得るための手段にしていません。

人生の歩みも、その一歩を何かを手に入れるための手段に落とさないという姿勢で人生を貫く時、仏のいのちに添いきることができると、この道歌は教えているのです。
私共の一息一息が、天地一杯にお仏の御いのちと連なっています。
このことを喜び感謝し、只今の大切なひと時を精一杯に、いのち輝くような生き方をいたしましょう。



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輝いている今に目をつむる 愚かさ

スポーツとは何か?遊びとは何か?神事とは何か?子供とは何か?大人とは何か?
昨今の衆人の耳目を騒がせている相撲界やスポーツ界のみならず、人間社会万般の問題の通塞が那辺にあるのか。そのヒントが多く示唆されていると思うのだが。

物事の本質を見定める「眼差し」。それは「外」ばかりでも「内」ばかりでも危ういものであろう。時には欲の目を塞ぐ「遮眼」というようなものも必要だろう。
実相を見抜ける自己の目を開かせ、光りを与えることはできるものは何か?そこが問われなけれならないと思う。







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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
市堀玉宗さん おはようございます。

“いのち輝くような生き方をいたしましょう。”

大変良いお言葉ですね。
私も後幾ばくか・・実践あるのみ・・・。
陽だまり
2010/02/18 07:09
春の野のこんなところに犬の糞     よし

弟の句をパクッても許されよ。(笑)
今朝も静かに雪が降っています
積もりそうな気配です。

yoshiyoshi
2010/02/18 07:54
こんにちは
 真剣に見なければ目が見えない人に申し訳ないですね。目をつぶっているほうが逆に見えるということもありますね。
湘次
2010/02/18 12:09
こんばんは。
今の社会全般に言える事は 真面目さが少し掛けているんだと思いますが・・・<逃げず追わず、ぐずらず、のぼせあがらず、落ち込まず、どんなことに対しても、姿勢を正し>
私もこんな人間になりたい。宮沢賢治みたいになりましたが、なかなかなれないですね。姿勢を正します。
ルフレママ
2010/02/18 18:10
皆さま、コメントありがとうございます。自己の見解に執着するのが人間の弱さの一面でもありましょうか。自己以外のものに学ぶ謙虚さを忘れないようにしたいものです。合掌
市堀
2010/02/19 19:43

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