再生への旅

アクセスカウンタ

zoom RSS 山河破れて人あり・能登半島地震から4年目を迎えて

<<   作成日時 : 2011/03/26 05:04   >>

トラックバック 0 / コメント 4

画像


春ひとり流るる雲のうれしさよ 玉宗

3月25日、能登半島地震被災4年目を迎えた。午前9時41分、興禅寺本堂にて観音経を誦み、能登半島地震と東日本大地震罹災者供養と被災者の復興祈願の回向をした。参拝者は夫人と私のふたりだけである。同時刻、お寺の門前では震災後整備された広場で、輪島市長揮毫になる復興記念日の除幕式と黙祷が行われていた。

北国新聞の朝刊に前日に取材を受けた私の記事が載った。午後には別の新聞記者が来て取材をしていった。同じ地震の被災者として、今回の東日本大地震の被災者へのメッセージなどというものである。震災に遭った人間として改めてその体験が自分の中でどのように総括されているのか確認できる機会となった。

画像


私たちは普段、何気なく、日常を当たり前のように過ごしている。そして、一端、災害という非日常に巡り合い、私が囲まれている世界の事情をいやがうえにも再認識させられる。当たり前のように過ごしている日常が、縦横無尽の、危うい関係性の中にあるということを。慣れるとか、忘れるという操作がなければ、いのちが奇跡的な存在であることに私の脳は堪えられないだろう。

自然は穏やかだったり荒れ狂ったり、それはただそのような因果関係の様相、あるがままの姿を呈しているだけなのである。自然の表現には悪意も善意もない。人間はそのような自然の中であるかないかのごときもののように存在している。いのちは儚い。その儚いいのちをどのように生き切ることができるか。いのち十全な生き方とはどのような在り方なのか。

人間だけが迷っているのか?周りを見る限り、そうであるとしか言いようがない。この世に人間が出現したことを神は悔やんでいるだろうか?なるべくして人間として地球上に出現したとしても、この世に人間に与えられた特等席、優先席があるとは言い切れない。そうではあるが、生を受け入れ、死を受け入れ、世界を受け入れ、自己を受け入れる。すべてを受け入れて生きること。そのような神業を人間が出来ないという保証もまたどこにもない。

国破れて山河あり。山河破れて人あり。共にこの娑婆国土大千世界の実相であろうと思っている。






よい記事と思われましたらポチっとお願い致します。合掌
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 禅・坐禅へ

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ





特別報道写真集 能登半島地震 2007.3.25
北國新聞社

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 特別報道写真集 能登半島地震 2007.3.25 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは
 北國新聞の記事はルフレママさんのブログでも見かけました。まだ4年しかたっていないのですね。三陸もきっと早く復興できることを信じています。
湘次
2011/03/26 19:56
市堀玉宗さん  こんばんは! 

春ひとり流るる雲のうれしさよ 玉宗さん

ルフレママさんが新聞を出していました。
命拾いして4年目とか・・。
見事に復興されていますが、道程は大変な
ことばかりだったことと思います。
「遠いから歩く。死なないから生きる。」
今度の大震災の人に希望を与える言葉ですね。
やりたいことばかりでしょうが、
被災者の皆様を励まして下さい。ポチ3。
陽だまり
2011/03/26 21:40
東北関東大震災復興支援がんばれ日本!作品募集よろしくお願いします。
日本詩歌句協会
松田ひろむ
2011/03/27 00:09
 湘次さま。
私も風光明媚な三陸海岸の再生を願ってやみません。合掌

 陽だまりさま。
コメントありがとうございます。
災害が人間をより逞しくする現実があるのでしょうね。なんとかしてあげたい、という気持ち、これこそは今現在の国民の総意ですね。それを上手に掬い取ってほしいものです。

 松田ひろむさま。
コメントありがとうございます。
復興支援に関した作品募集をしておられるのでしょうか?ご苦労様です。ご健吟を祈ります。
合掌
市堀
2011/03/28 07:04

コメントする help

ニックネーム
本 文
山河破れて人あり・能登半島地震から4年目を迎えて 再生への旅/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる