再生への旅

アクセスカウンタ

zoom RSS 賑やかな地方選挙・ある悲国民の言い訳

<<   作成日時 : 2011/04/19 05:06   >>

トラックバック 0 / コメント 2

画像


茎立ちぬほとほと神に苛まれ 玉宗


石川県会議員選挙が終わったと思ったら、二日前から輪島市議会議員選挙の告示があり、選挙活動が始まっている。
私などお寺ではあるが狭い範囲の付き合いしかないのにも関わらず、今日まで議席20に対して23人の立候補者。そのうち、半分ほどの方の運動員の来訪があり、名刺とパンフレットが山積になっている。立候補者のうち22人が現職。1人が新人である。朝から晩まで選挙カーがどこかで声を振り絞っている。どの立候補者とも全方位外交をしてきた私としては地方選挙は悩ましい出来事でもある。

実は数年前までは、そんな悩ましさ、煩わしさを避けるためでもなかろうが、投票行動を棄権していた非国民なのである。それにはほかにも私なりの理由づけがあって、立候補する人は地域や人様のために働こうとしている方に変わりはないだろうという、公僕に対するそのような前時代的な、無闇な信頼、無責任な性善説に凭れていたところがあった。

然し、これはやはり詭弁であり、正直に言うと「めんどうくさい」「だれがやっても大差はない」「お坊さんは政治に関わっちゃいかん」というのが本音であった。特に、三つ目の言い訳がわが非国民的思いの80%を占めていたと言っていい。
十二分に一般社会人と大差のない生活に染まり、恩恵を受けているお坊さんである私。お釈迦さまや道元さまは政治家に近づくなと諭された、などという信念のアリバイは既に誰にも通じないであろう。それにしても、宗教法人が政治活動を禁止されていることは社会的常識であるが、ならばどうして投票という政治活動が許されるのか私にはイマイチわからない。

災害に被災しても宗教法人は支援金・義援金を受けられない。宗教活動によって国民栄誉賞も文化勲章も受けられない。学校教育の現場にも立ち入れられない。それは普段、非課税という恩恵・特別扱い・保護・贔屓・のけもの扱いを受けているからだという理由だけではないらしい。

私などはお坊さんはみな公務員として保護されてもいいのではないかと思うくらいだが、宗教はいつから自衛隊よりももっと日陰に追い遣られてしまったのだろうか。否、追い遣られたのではなく、もしかしたら、宗教界は自ら進んで日陰に追い詰めて行ったのだろうか。お坊さんという求道者にして、生活者。その比重が大きく生活者の方へ傾いている。

いつのころからか、「宗教は公であってはならない」というのが社会通念となっているようだ。あってもいいがなくてはならないというものではない、という実利一辺倒の社会風潮の産物であろうか。その通念は宗教の本質ではなく、「だれのために、何をしているのか、よく解らない」というお寺、宗教法人、お坊さんという発信者への問題提示なのかもしれない。お坊さんこそが「宗教」を「私」しているのではなかろうか、と自問するのも無駄ではあるまいと思っている非国民の私である。


画像


能登半島地震以来、開催されるようになったNHK学園生涯学習フェスティバル・和倉温泉俳句大会が、今年も下記の要項で行われることになった。茨木氏とは「栴檀」10周年大会でも同席する予定。大石氏とは角川俳句賞授賞式以来の再会。鈴木氏は学園の講師でもあり、和倉温泉大会が始まって以来の面識である。
能登半島地震以来の俳句大会であり、毎年著名俳人と同席できるご縁が有難い。

「NHK学園生涯学習フェスティバル・和倉温泉俳句大会」

日時 平成23年7月29日(金) 午後1時〜4時
会場 和倉温泉観光会館
公演 茨木和夫「運河」
選者 (五十音順)

 市堀玉宗 「栴檀」
 大石悦子 「鶴」
 後藤立夫 「諷詠」
 鈴木章和 「翡翠」
 豊田都峰 「京鹿子」
 山尾玉藻 「火星」

主催 NHK学園・七尾市(和倉温泉短歌・俳句大会実行委員会)
共催 NHK金沢放送局

投句募集 自由題、題詠 「登」
投句締切 平成23年6月1日(水)消印有効





記事と思われましたらポチっとお願い致します。合掌
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 禅・坐禅へ

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ



テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
近藤も土方も無き壬生祭   よし
yoshiyoshi
2011/04/19 07:52
 よしさま。
新撰組・・あんな物騒な世の中も、つい百年そこそこの話なんですね。

合掌
市堀
2011/04/20 09:42

コメントする help

ニックネーム
本 文
賑やかな地方選挙・ある悲国民の言い訳 再生への旅/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる