再生への旅

アクセスカウンタ

zoom RSS 上から目線?その実態は・・・

<<   作成日時 : 2011/07/05 04:37   >>

トラックバック 0 / コメント 6

画像


飯饐えて母の泪の味したり 玉宗


世の中には無闇に威張りたがる人がいる一方で、底が知れない謙譲家がいる。我慢と卑下慢、ともに慢心であるには違いないと思うのだが、これも「上から目線」の物言いだろうか。上からにしても下からにしても誤りは指摘されるべきであろうし、建設的な意見は採用され評価されてこそ世のため人のという理屈も捨てがたい。

要はものの言い方なのかもしれないが、ときとしてレトリックが事の真相を見え難くする。「おまえは何様だ」という反撃したい衝動に駆られるが、それも通用することとしないことがある。憎まれっ子世に憚る現実でもあり、どちらかといえば通用しないことが多いのではなかろうか。出来る人、出来ない人、勝ち組、負け組、年功序列、能力主義、ヒエラルキー、いずれにしてもそれは人間関係の領域の話である。善くも悪しくも、否が応でも、それは欲の世界の風景である。生きることが苦である所以でもある。

然し、だれとも比べられず、換えることのできないいのちの絶対性があり、その領域に落ち着いて生きる人間ともなれることも事実である。上から目線で見られようが、下から目線で見られようが、私そのものに何の痛痒もないのが本来であろうとする生き方もある。負けるが勝ちということも人生の真相であろう。

それにしても、被災者にとって復興を牽引する立場にある者が上から目線であるのか、下から目線であるのか、同じ地平に立つ者なのか。彼が何を成し遂げたかで政治家としての真価が問われて然るべきなのかもしれないが、国難ともいうべき現在、国民が情緒的にも不安定になっているのも現実であろう。人は理屈だけで生きていけるものでもない。神は言葉の細部にも宿るものである。いづれにしても真実は何気なく語らなければならない。言葉へのデリカシーのないものに人の心を思いやることが出来るのだろうかと危惧しないわけでもないが、正義を口外して已まない為政者とは得てしてああいう風なものなのだろう。権力とは恐ろしいものである。弱い立場の被災者を更に絶望させることのないようにしてもらいたいものだと望むばかりだ。

国破れて山河あり。山河破れて人あり。破れた国を再生させるのもしないのも人間である。その人間とは共に光と影の心を持った存在であることを忘れないようにしたいものだ。私がどう見られているかと反省することも大事であるが、もっと深刻な一大事は、私自身が人や物事を真っ直ぐに見、感じ、受け取り、生きていくことができるのかということに尽きる。








よい記事と思われましたらポチっとお願い致します。合掌
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ



テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
あれはもう本質的な性格の問題です、全く九州人の面汚しであります、ああいう人達に任しているからろくな国にはならんのよねぇ

まだ明けず翅も重たき烏蝶  よし
yoshiyoshi
URL
2011/07/05 07:05
おはようございます
 明らかに上からの目線でしたね。政治家には潔さとデリカシーがほしいですね。
湘次
URL
2011/07/05 07:29
母の涙を味わったことはないけれど・・・
ああ、なんでこの句が私のではないのだろう。
yoshiyoshiさん、まさに風評被害を受けますね。
花てぼ
URL
2011/07/05 13:24
こんにちは。
ああいう人もいるんだと勉強になりました。
あの言葉遣い、そういう立場の人が普通使いますか? 呆れ果てて。。。でも母と似てきたなぁ〜と思ったのはテレビに向って一人喋りをしてしまう事、とんでもない事喋り捲ってしまってました。とてもここでは云えません。ご想像にお任せします。
ルフレママ
2011/07/05 16:27
市堀玉宗さん こんばんは!

饐えた飯を食うのが当たり前だった
ころ思い出しました。
なんでも怒鳴れば言い成りになる
時代では無くなりましたね。
私は頭が悪いので仕方がありませんが・・。
頭は良くても人の心は読めない、
輩が多くなりました。

陽だまり
URL
2011/07/05 18:05
 皆様、コメントありがとうございます。
辞任されたようですね。
人様のために働くことって無私でなければできないことだと思うのですが、如何でしょう。
被災者のことを思わない人はいないと思うのですが、何が間違っていたのでしょうね。
合掌
市堀
2011/07/06 06:54

コメントする help

ニックネーム
本 文
上から目線?その実態は・・・ 再生への旅/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる