再生への旅

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zoom RSS 一乗谷・「何もない だから面白い」

<<   作成日時 : 2011/08/27 02:59   >>

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わが庵は枕の下のつづれさせ 玉宗

昼も夜も、最近めっきり虫の声が耳につくようになった。ブログを書いている今も、お寺の夜は虫の声に囲まれている。喧しいくらいのものであるが、思えば贅沢な空間である。思うことも自ずから世間離れし、風流になろうというものだ。

「あまりになにもない だから面白い」

これは福井県一乗谷の観光プロジェクトに使われているキャッチコピー。御誕生寺に安居していた頃、托鉢の行き帰りに何度か一乗谷を通ったことがある。ここがあの朝倉氏の古城跡です、と言われ、平地のせいもあろうが、観光地らしからぬ史跡に、あっ気にとられたのを記憶している。

然し、その観光地らしからぬ「なにもなさ」に注目し、新たに売り込もうとしているらしい。余りにも無造作な、風化に任せられた史跡に立てば、往時の佇まいや歴史や文化や人間劇場を想像できるということでもある。それには一乗谷の、日本の原郷と言ってもいいような豊かな自然がなくてはならないものになっている。
なにもない、とはいうものの、豊かな自然がそこにはあった。そこには嘗て戦国時代に一万人の人口を抱える都市があり、この地に生きた人間の声なき声が木霊しているのかもしれない。見える者には見え、聞こえる者には聞こえるであろう。

さて、日本の総理大臣が又交代しようとしている。世界からその変わり身の早さに顰蹙を買い、信用を損なっているかのごとくであるが、然し、と、へそ曲がりの私などは思うのである。日捲り暦が日本の文化であるように、毎年のように国の代表者が代るというのも日本の政治文化と胸を張ればいいのではないか、などと思ったりする。
世界への覇権意識もなく、戦争放棄し、平和を志向する他になにもない。そのような「理想的な政治」があってもいいではないか。然し、それもまた、日本の豊かな自然を守り、引き継いでゆくことによって可能となり発信力を持つだろう。

「ないもない」ことを恥じる事のない人間に政治を任せたい思いが私にはある。







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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
あまりになにもない だから面白い
 ・・・興味がありますね。
湘次
2011/09/01 07:32

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