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zoom RSS パターナリズムの終焉?!「お母さん革命」

<<   作成日時 : 2011/10/24 04:05   >>

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雨降れば雨に血を吐く杜鵑草 玉宗

今、原発廃絶運動が市民運動として注目されている。市民意識というものが日本に広く根付くことを期待する一方で、日本人の熱し易く冷めやすい国民性の成り行きとなるのではないかという見解もある。欧米での市民意識・市民運動の確立には長い民族の歴史があり、日本にはそのような歴史も浅く、精神的土壌が希薄ということらしい。そうではあるが、この度の東日本大地震以来、原発被害は勿論のこと、衣食住に降りかかる天災・人災を他人事ではなく、わがこととして捉える契機となっている現実を指摘する向きもある。そのような世相の中で特に「お母さん革命」ということを言挙げし、日本的市民革命を期待する識者もいる。

原発事故後、各地で女性が放射線汚染に対して立ち上がり、行政を動かしている状況を「おかあさん革命」と表現したのである。行政の「いいことをやってやる」というパターナリズムを終わらせ、当事者主権の新しい社会を作る重要性を力説している。母親の本能的自衛手段とい言ってもいいような、子供達次世代への不安を解消してあげたいという普遍的意識、命に関わる思い遣りの強さというものがある。それが政治変革や市民意識を後押しするのではなかろうかというのである。

ところで、時代の革命家でもあったお釈迦さまも、道元禅師も、お母さんの意志を継いでいるともいえようか。仏道もまたお母さんの果たす役割は広く深い。無宗教時代などというマスコミの宣伝に踊らされず、家族の支柱に神仏を敬い、命を敬う革命児を育てて戴きたい。お寺や仏壇はおばあちゃんの役目などと敬遠せず、母親の無私なる後ろ姿をわが子に見せていただきたい。家族それぞれ命の当事者であることを避けられない。情操とは畢竟命への思い遣りであり、そのような家族や隣人、そして人間を越えたものとの暮らしの中で育まれていくのではなかろうか。

物があり余り豊かになった現代に於いても生活苦を口にする世相であるが、おそらくそれは将来への不安が現代も尚癌細胞のように巣食っているからではなかろうか。というより、人間を越えた命の大きさを忘れた現代のような不健康さ、不満足さ加減は未だかつて無かったのではないかとも思える。

仏道はなんともない仏の命をいかされている私であることへの目覚めであり、生きる歩みである。革命すべきは我にあり。若きお母さん、もっと神仏に手を合わせましょう。








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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。
アデューは「さようなら」です。
「神(dieu)の許で(a)」の意味なので、
「神のご加護がありますように」と
訳す人が多いですが
今生の別れ、二度とあえない別れの言葉です。

昨日は駅前で署名活動をしている方に
話しかけられました。
署名をするのは殆ど母親
父親は通り過ぎる傾向に有るらしいです。
今朝は霜降、寒くなりました・・・・・
畑の野菜が美味しくなりますね。

いらくさ
2011/10/24 08:55
いらくさ様。
ああ、そういえば、アデューでしたね。(^^;

いつになったら政治家が市民意識を持つ日本になるのでしょうね。神代の国には中々根付かない意識なのでしょうか・・・
お坊さんの世界でも尼僧さん達が本流を導いていく力になる日がそう遠くないような思いをしております。
合掌
市堀
2011/10/24 19:54
これを読んで、パターナリズムの反対はマターナリズムになると思いました。すると突然、以前に「母性原理のすすめ」または「女性本位制のすすめ」の題で一冊分の原稿を書いたことがあるのを思い出しました。ブログに連載できるかどうか、読み直してみようと思います。おかげさまで、半ばあきらめていたテーマを思い出しました。
志村建世
2011/10/24 23:10
志村建世様。
それは又、貴重な文章があったのですね。是非、UPなさってください。私の記事は紹介文的なものですので、お恥ずかしい限りです。
合掌

市堀
2011/10/26 20:41

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