再生への旅

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<<   作成日時 : 2011/11/14 05:03   >>

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夢も見ずなりし蒲団を干しにけり 玉宗


先日ある大学の調査で全国「幸せ度ランキング」というのが発表されて、上位三位を北陸三県が占めていた。福井、富山、石川の順である。調査の指標の詳細は存知しないが、県民の「幸せ感」というより、平均寿命や出生率、完全失業率などの社会経済統計による具体的な数値からの結果であろう。個人の「幸せ感」といったものは数値化できるとも思えない。最下位の大阪府民が「わてらが一位やろ」と意気込んでいたように、人の思いは図り難いのが世の常である。

さて、私と夫人の結婚記念日は来月十二日。大乗寺で板橋禅師を式師に仏前結婚式を挙げて二十五年になる。式が終わって外へ出る頃には、北陸特有の雪起しの雷が轟いた。前途を暗示するかのような大荒れの天気であったことをお互いに忘れないでいる。

私は結婚したことを後悔したことはないと言えば嘘になるが、夫人はどうだろう。これまでの結婚生活を振り返ると他人事のようによく続いて来たものだと感慨深い。失敗も成功も冒険も絶望も夢も、苦楽の全てが、自業自得でもあるが、それにしても何か大きな巡り合わせの為せる業に見える。

「幸せになりたい」それは誰もが願っていることであり、殊更人様に伺いを立てるようなことでもなかろう。「現実」は私達の願いや呪いや悔いや辛さや嬉しさ等の「思い」を遥かに超えて去ったり来たりしているが如くである。人生、人の歴史とはそのような「事実」の積み重ねではないかとさえ感じる。「思い」の取り付く島のない現実の前に人は謙虚であるべきだと学んできたようなものだ。

思い込んだら命懸けとも云われる。その「思い」とはあって無きがごとく、泡のごときものではありながら、それでいて、時には厄介者であり、時には頼りになり、中々に一筋縄ではいかない代物だ。目に見えない「思い」が人生を後押ししたり、人生を振り回したり、豊かにしたり、そうでなかったり、様々な影響を私に与えてきたことは疑えない。

夫婦といえども一期一会。苦楽を分かち合う共生きも冥土の入口までである。様々な「思い」を抱きながらも、今という「事実」に学び、まっすぐに精進して行きたいものである。






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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます
 幸せ度は個人個人で感じるものですね。
 ある程度好きなことができるのがほどほどの幸せを感じますね。
湘次
2011/11/16 07:56
湘次様。
ものには限度がありますね。
知足がその秘訣かと。
合掌
市堀
2011/11/16 09:41

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