再生への旅

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zoom RSS 夜の雪

<<   作成日時 : 2011/12/18 05:17   >>

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夜の雪ものの容に沈まりぬ 玉宗

「永遠を失くした現代人」といった指摘について再考したい。
人類はその発生当初から命が生と死の条件のもとにあることをいやがうえにも知らされたに違いない。命がはかなく、限りある存在であり、そしてこの世にいなくなることは目に見えない世界への旅立ちだった。人間は当然のように「永遠の命」を欲し、その置かれた環境の中で身の丈に合った「神話」を創り出す。

人間とは「永遠なるもの」を欲する動物でもあったということ。現実の人類は、無常な世の中で命を育み、つないで行かざるを得なかった。人類の歴史、それは「無常」が命の宿命、条件であることを知らされる歴史でもあったと言えよう。永遠なるものと共に、人の命のはかなさや弱さ、愚かさを克服して生きることがそのまま人間の存在意義なのかもしれない。

「永遠なるもの」を失くした現代人と言われるその真相は、「命のつながり」を見失ったことにあるのではないか。「今、ここに生きている命の奇跡的なまでのつながり」
そのような人生の一大事よりも、命のはかなさを盾にして人生を浪費しているかの如き現代。そんな現代ほど、神仏から遠く、傲慢になった時代はなかったのではないか。衣食足りて礼節を知ると言われる。その礼節とは人間の欲望を越えるものと共にある生活、信仰を持った生き方のことであるだろう。それには先ず、親であり、家族であり、隣人であり、社会人である私自身が人としてのあり方に全うに向き合い、人としての真心・誠を育てて行かなければならない。

生きているうちにお寺に出入りすることが少なくなった時勢であるが、そのような心豊かに生きる姿勢、神仏と共にある生き方の実践を発信したいものだとは思っている。





降り続く夜の初雪音もなく

雪安居雪降る音に目覚めつつ

着脹れてゐるほかはなし今日も又

夜の雪夜のしじまに消えにけり









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