再生への旅

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zoom RSS 拝啓、良寛様。一年を振り返って

<<   作成日時 : 2011/12/29 04:43   >>

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夢を語れば軒の氷柱のよく太り 玉宗


拝啓、良寛様。

今年も残り僅かとなりました。
一年を振り返るといっても他人事として世相を眺めるのではなく、私がどのように世界と契り、クロスし、絆を深めたかを問い直さなければなりません。三十三年振りのご開帳法要を無事に修行出来た安堵感以上に、人の世の危うさと無常が身にしみて感じられた一年でした。

どんなに惜しんでも時は移ろい、命は光陰に流されて行きます。
だれが東日本大地震のような未曾有の天災を予想したでしょうか。今、この時も、被災地では嘗て抱いたことのない不安の中で不如意な暮らしを余儀なくされておられる被災者が多くいることでしょう。そして復興のために身を尽くしておられる方々も又、多くいることでしょう。それを思うにつけ胸が締めつけられ自然と涙が湧いてまいります。私は能登半島地震の被災者ではありますが、被災者然と今日まで生きて来たことが恥ずかしい思いでいっぱいです。

思えば、人生とは再生の繰り返しのようにも見えて参ります。人としてのその弱さゆえに、生きる意義が与えられているかの如くです。それにしても、どれだけ多くの命の犠牲や屍の上に、現世の私たちは命を繋いでいることでしょう。今、地球上に生きている者より、遥かに多くの死者に支えられて生者は存在している事実。多くの非情な死を目の当たりにして生の意義を再確認された方も多かったことでしょう。

遺された方々も又辛いことであろうと思いますが、何らかの天災、人災に合わないでいる人などいないのかもしれません。人は誰でも何らかの人生の被災者になりえます。そして人はだれでも、倒れたところから起き上がるという自己再生の力を持っています。そのような被災者に向かって真実の生き方というものを問うのではなく、生きる事が真実であると私自身が教えられるべきでありましょう。

私という命の灯は私の世界を照らし出します。この灯を誰かの為に引き継ぐことができたらどんなに喜ばしいことでしょう。無為徒食して生きるに人生は余りに長い牢獄です。又、志を遂げんとするに人生は余りに短い夢のようです。それでも命の灯を輝かしたい、世界を照らしたいという夢がだれにでもあるのではないでしょうか。夢が生きる力となるのも現実です。私は夢を持って生きているか。自己の命の灯を輝かせているか。世界を照らしているだろうか。

そのようなことと共に、命の灯や志を次代へ引き継ぐことの一大事に気付かされた一年でもありました。絆を絆たらしめる私の生き方の再検討を問われています。命の灯の危うさに蹲るのではなく、人生のどのような風にもぶれない芯を立て、引き継ぐべき灯を輝かして行きたいものです。合掌







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