再生への旅

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zoom RSS 雲水さん、初めての遠鉢

<<   作成日時 : 2012/10/23 01:53   >>

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墨染の袖に捌きし秋気かな 玉宗

大本山總持寺祖院専門僧堂の雲水さん達が門前を離れ、旧輪島市内を托鉢。永福寺に寄って下さった。
維那老師に先導されてわが弟子を含めて11名の大衆さんが参加。朝から中食を挟んで夕刻までの行持である。永福寺には最後に立ち寄り、本尊上供のあと、お茶を点心させて戴いた。

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新到さん達にとっては初めての遠鉢であろう。年が明けると寒行托鉢が控えている。体力的にも結構ハードな行持ではあるが、禅僧にとって下座行でもある托鉢は修行の基本、避けては通れない。
自分の初めての托鉢を思い出した時、山内での日常を少し離れ、在家の中へ僧の身を晒すことの、戸惑いと誇りといったものが綯い交ぜになっていたのを覚えている。

「下座」とは言え、それは自己を卑屈にすることではない。慢心をへし折るのである。身を施し、心を施し、身を尽くし、心を尽くし、執着を離れる。また、安居している仲間たちとのこのような体験が和合衆としての面目を自覚させる事もあろう。仲間意識というやつである。

いずれにしても、仏弟子である自己の免れ難い正体である。雲の心、水の意。托鉢はその基本であり、修行の全てである。

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迷いながらも初心の弁道の純粋さ、尊さ、といったものがあろう。そのような清浄行の雲水さん達に回向して戴き、点心を供養させて戴く。どんな立派なお坊さんより有難いとへそ曲がりの私などは思っている次第である。寒中托鉢でもまた点心をさせていただきたい。




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コメント(2件)

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霜降の朝は激しき風となる  よし
yoshiyoshi
2012/10/23 06:46
雲の心、水の意が雲水の本意なのですね。寒中托鉢がもうじき始まるのですね。
湘次
2012/10/23 08:59

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