再生への旅

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zoom RSS 今日の諸行無常「近いうちに・・・じゃ、だめ?!」

<<   作成日時 : 2012/11/19 05:42   >>

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僧となる月日の中の大根かな 玉宗

昨日は午後から興禅寺観音祈祷会を修行。
總持寺祖院専門僧堂から大衆五名の法助を戴き無事円成した。大衆さん達には午前中の大根托鉢を終えての随喜で、終ると帰山し、今度は大根洗い作務が待っているという。肌寒い日だったので、堂内には今年初めてのストーブでの暖房を入れた。

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弟子の孝宗は風を引いたということで、マスクをしてやってきた。見れば頬が熱でもあるのか赤ら顔である。冬安居が始まったばかりで風邪を引くようでは先が思いやられる。気合いを入れ直さないと修行に身が入らないことになろう。彼にとってはなにもかも初めての行持で、僧堂での冬の寒さも生まれて初めての体験である。暖かくなるまで修行をお預け、風邪が治ってから、近いうちに修行し直します、という訳にはいかない。

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仏道のために身を惜しまず、且つまた、仏道の為には身を慎まなければならない。仏弟子の、この五体は仏道を成すための公界の調度である。無理をしろと言うのではないが、自堕落な身心であっては元も子もない。
風邪や病を得ても仏道を外れるものではないが、行持に障りがが出る事は実際のところである。病が何処からやってきたか自問自答し、四大調伏を期してほしい。上山前から、鼻炎アレルギーと喘息気味の弟子である。僧堂での生活サイクルに堪えられるかどうか、これからも気が抜けない。夫人に言わせると「お父さんは心配のし過ぎです!」とにべもないのだが・・・。

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師匠である私自身も出家前は小さいころから体が弱い方であったが、雲水時代は頗る健康ではあった。生まれつきのものもあるのであろうが、規則正しい生活と作務や精進による肉体改造が功を奏したのではなかろうかと思っている。

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「そのうちに、近いうちに・・・」
一概に駄目だと云うつもりはないが、それが今を疎かにする癖にならなければ幸いである。仏道は明日を期してどうにかなるものではない。とことん、今の成仏の連続、今を期しての歩みであれば、明日や未来のことはそのような生き方の功徳の賜であり、結果である。今の成仏の外に明日があるのではない。瞎睡すること勿れ。




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内 容 ニックネーム/日時
職人の父はよく言っていました。「後で と 化け物は出たことがない」と。私が教員になることを期待していた父。私は大学時代、詩や小説にうつつを抜かし、勉強を「後回し」にしていました。その結果、当然のことながら採用試験に落ちました。その日初めて、そして最後の、父の号泣に戸惑いました。「段取り八分」も父の口癖。未だに父の教えが守れません。ありがとうございました。 

2012/11/19 21:31

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