再生への旅

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zoom RSS 今日の以心伝心「誰が何を継ぐべきか?!家業じゃいけないことの真相」

<<   作成日時 : 2012/11/26 04:58   >>

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ポケツトの中は暗黒冬鳥来 玉宗

師走に行われることになった総選挙。
政治には興味がない、というより、興味を持ちたくないといった非国民的なスタンスで生きている私であるが、時々耳目に触れる政治の様相に気になることがないことはない。殊更ブログで言挙げするような事ではないのかもしれないが、そこはそれ。いつもの手法で世相のややこしさを仏道で料理できないかなどと今日も企んでいるのではあるが・・・。

それは他でもない。あるN首相がG民党を批判する言葉の中で「ルパン2世、3世じゃないんです!政治が家業でいいんですか!」と、世襲議員の立候補を糾弾した言葉。件のG党も以前はその弊害?を自己反省していた筈であるが、A党首は「世襲がどうのこうのではなく、本人が何を成し得るか、本人次第である。」といったようなニュアンスの、頗る政治家としては常識的に開き直っていたのには少し驚いたことである。何事も「本人次第」、それはそうである。様々な次第があるのが現実であって、その次第の真偽が試されているお互いである。

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政治が家業でいいのか、わるいのか。私には俄かには判断できないが、仏道は家業でない事だけは確かである。と、言いたいところだが、潔くそうとも言い切れないところがある。

政治家が引き継ぐべきものは、その志であり、また、同志でもあり、支援者でもあるだろう。それは見える形の財産としても、人間関係としても、信頼を担保するに足る「かたちやものや志し」といったものであろうことは誰にでも察しがつくというものだ。政治家の目指す、その志しといったものの真偽は血縁が世襲できないものではない。出来ることもあるし、出来ないこともあろう。家業が何代も継がれている現実の方が珍しいのが実際のところではあろう。国家という業が何代かの世襲を経て有為転変してきたことは歴史の証明するところである。

世襲を選択するのもしないのも選挙民の自主裁量と云う民主的な社会になった現代でも、世襲制度の弊害を危惧しなければならないというのも、政治や国家を委ねる人物を見抜くことの困難さが永遠に横たわっているかの如くである。

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さて、お釈迦さまは御自分の子供である「ラゴラ尊者」に法を継がせなかったと伝えられている。仏道の継ぐべきものは血肉ではなく、「法」という目に見えない領域であることの先蹤である。然し、「法」は目に見えないと云っても実は何を言ったことにもならない。「法」は目に見える「事実」でもあるから、正確には「法は法である」としか言い得ないものであるといって過言でも、詭弁でもないものだ。諸法は実相なるが故に、実相なる諸法であるといった現象世界の深さ、醍醐味、一大事因縁といった途轍もなさ。

そのような「法」を継ぐことが出来る者が世襲であってはならない理由もなく、世襲であって悪い理由もない。「法」は「人」を選ばない。血肉を分けた木偶の棒であっても成道する因縁はあるし、才能に優れた赤の他人であっても仏道の機縁に叶わない者もある。出家であるとか在家であるとか、肉親であるとか他人であるとかが問題になるのは「法」をさえ欲望の対象として弄るからであろう。

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「法」に出会うも出会わないも、継ぐも継がぬも「法」そのものの云為であって、実になんともない領域のことであることを肝に銘じなければと思っている次第。
目に見えるものも、見えないものも、仏道も世法も、この世おあの世も、地球もわが家も、すべて私の為にあるものではない。国家百年。仏道千年の大業を志す次第を持っている本人であるかどうか。それだけが問われ、試され、課せられ、許されている。それは血肉であるとかないとかといった人間の都合や欲望や次第を越えた本質でなければならない。かくのごとく、「無私」とか「無心」とは実にとんでもない世界であった訳である。

世襲云々の問題もなんだが、目の前の政治家本人を成仏させることこそ急務の問題であると考えている次第の私であり、土俵の違いを如何ともし難い現実を受け入れて生きて行くしかないと諦めている次第の私でもある。




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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
 お久しぶりです。
 “生活党”はもう解党。国民が全く視野に入っていない。温泉旅館の美人女将のポスターが“生活党”をばっちり入れて、微笑んでいます。作業着の土建屋さんの従業員が丸くなって貼ったのでしょう。また貼り替えるのかなぁ。国民はほんとにバカにされているのだとおもいます。本気で脱原発なんで思ってないです。あの方、小○さん。わが岩手選出の。
 お釈迦様にはすみませんが、今、怒りモードになってます、私。選挙はほんと、好きじゃない。疲れます。ウソをつかない候補者に入れます。
くろちゃん
2012/11/27 20:59

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