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zoom RSS お寺、今年の一字は?!

<<   作成日時 : 2012/12/20 05:04   >>

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水洟や死んで生きよと言はれても 玉宗


恒例の今年の一字は「金」であった。いつも清水寺貫主樣の流麗な字に感嘆するのだが、「金」と書いた瞬間「かね?」かと訝った。然し、「金」が金メダル、金星などといった意味であることをしって安堵したことである。

さて、今年のお寺の一字はなんだろうかと、暇にまかせてつらつら考えてみた。
今年を象徴する一字・・・。その前に確認して置きたいのは何が一大事であったかということなのだが、弟子の孝宗が自ら発心して僧堂へ入ったことが矢張りダントツであろう。

親ばかながら「金」に値するとは思うが、それもなんだか私情に傾き過ぎていて共感を得られそうもない。(だれの共感を得ようとしているのか分からんが・・)流行語大賞の「ワイルドだぜ」も悪くはないが、あれは誤解を招く虞もある。「絆」は昨年の一字ではなかったか。

ということで考え抜いた末は、「嗣」である。「つぐ」という字であるが、仏道的には「法を嗣ぐ」という一大事がある。その一大事の為に仏弟子は生きていると言っても過言ではない。師弟の間の「嗣」だけではなく、親子、檀信徒などの人間関係に横たわる「嗣」の真相があることに気がつくのである。発心したばかりの弟子に法を嗣ぐということはあり得なのであるが、弟子も弟子なりに、師匠である私も師匠なりに、「嗣ぐ」ということについて改めて襟を正し、対峙させられ、考えさせられた一年ではある。

嗣ぐべきものとは何か?!
畢竟、自己が自己をしっかり引きつがなければならない。自己と何か?!それを見極めるための日々が仏弟子の精進である。決して、狭い世界に留まってはならない。執着の世界にあるものを引きつぐために発心したのでもなかろう。事あるごとにそのような依り来る初心、本来の着地点を忘れないようにはしたい。

弟子は「嗣」の一字参究の端緒についたのであり、師匠はその再検討についたと言ってもよい。心し、且つ自戒を込めて歩んでいきたい。




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