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zoom RSS 東日本大震災忌二十句

<<   作成日時 : 2013/03/09 05:29   >>

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みちのくかなしくさもゆるさへあだとなり 玉宗


「東日本大震災忌二十句」

震災の忌がまためぐる浅き春

目覚めたる雪割草へ海の風

ひとはみなしづかに春を傷ついて

菫よりはかなき愛を失へり

怒る気になれず耕しはじめけり

菠薐草けふあることに泪して

明日見えぬ命なれどもあたたかし

春の夜をふるえ寄り添ひたることも

つばめつばめ山河破れたる国の

名残り雪みちのく今も蒼ざめて

違ふ世の子供の雛を納めけり

ぶらんこを死者の無念に押し出され

光りつゝ消えなむとするシャボン玉

泣かぬため空を仰げば鳥雲に

フクシマは破れた蝶のかたちして

沖に犇めくわだつみの声桜貝

梅ひらく空の深さも知らざりき

転生の声をかぎりや落椿

ふるさとの春泥ゆたか今もなほ

みちのくの魂きはまりておぼろなり





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