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zoom RSS 今日の教外別伝・桜伐らぬ馬鹿?!

<<   作成日時 : 2013/03/21 04:37   >>

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海原を渡るさびしさ彼岸西風 玉宗

昨日はお彼岸の中日。大本山總持寺祖院の彼岸会法要に随喜した。
早いもので三月もすでに下旬に入った。日本各地から例年より早い桜の花便りが届く。輪島は来月の上旬という予想である。お寺の裏庭にある桜も蕾が大きくなってきた。興禅寺に入って間もなく植えた桜で、場所がよかったのかかなりの大木になった。震災後の整備で日当たりが益々よくなったこともあり、実にのびのびと枝を伸ばしている。将来お寺の屋根に掛りそうな勢いで、今でも典座の樋に枝先が触れている状態である。今更植えかえることも出来ないだろうし、枝を伐るのも気が進まない。こんなに大きくなってしまっては掘り返すことも出来ない。

夫人と共に、なりゆきに任せるしかないねと放置している状態である。まあ、お寺に覆いかぶさるような大きな桜の木というのも風情があっていいかもしれない。
桜を伐らなかったことは正解ではあっただろうが、如何せん、最初に植えた場所が伽藍に近すぎたということか。
そういえば似たような失敗を何度もして夫人に呆れられている私である。その度にスコップで根から掘り返しては移し替えるという作務をする。性懲りもなく同じことを何度もするのである。われながら学習能力が欠如しているのではないかと暗澹たるものがある。

桜切る馬鹿ではなかったが、それもただ無知だったということであり、また面倒くさかったのだろう。勿体ないという意識もあったかもしれない。いずれにしても植える場所を弁えない馬鹿であることは実証済みである。謂わば、「桜伐らぬ馬鹿」といったところか。
後先考えない単細胞人間。一事が万事、こんな調子で生きてきたような気がしている。この先も同じような塩梅がつづくのだろうか。流石にいささか食傷気味の人生風景ではある。

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「紫雲英」

げんげ田を覆ふ比叡の流れ雲

比叡より迫る山影蓮華草

蓮華草あふれて花の淡海かな

げんげ田にひらく赤子の欠伸かな

トンネルを抜けねばならぬさくらかな

転生の声を限りや木の芽吹く

紅梅のかそけき色に恥入りぬ

海原を渡るさびしさ彼岸西風

耳奥に赤子泣くこゑ月朧

礁より妻が乗り込む若布刈舟

嫁がざる姉の蕗味噌泣けてくる

湖の光りの中を初蝶来



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