再生への旅

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zoom RSS 夏兆す・かわいい子には旅を

<<   作成日時 : 2013/05/14 04:37   >>

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鎌首のまだ無邪気なる蝮蛇草 玉宗

昨日は教区寺院の大般若会に随喜した。
祖院専門僧堂から大衆さんも法助に来ており、弟子も顔を揃えていた。裏地に白を縫いつけた袈裟と衣を着た首座の姿を見るの初めてであったので、ちらちらと盗み見していた。維那の配役をこなしたりして、人様の法要のお手伝いが些かなりとも出来るようになったらしい。

日に日に逞しいお坊さんになっていくのは嬉しいことではあるが、なんとなく淋しい思いもある。現役の諸先輩や役寮さんの指導を受けて、私が教えることも愈々少なくなっていくことであろう。
それはまた師匠である私が願っていたことでもある。僧堂へ送りだしたときから、仏弟子としての自立への旅が始まっているのである。かわいい子には旅をさせろとはよくぞ言ったものである。仏弟子も又然り。狭いようで広い世界である。師匠などは置き去りにしてもよいから、謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けて、足腰のしっかりしたお坊さんになってほしい。自立こそが真の親孝行である。

16日には興禅寺の花祭りのお手伝いに来ることになっている。弟子に恥ずかしくない進退をしなければならない。父も母も多少浮足立っている夏めいてきた昨日今日ではある。

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「夏兆す」

かんばせに朝の光りや夏兆す

閨香る母のうなじや夏兆す

単衣着て木で鼻くくる女かな

たかんなや都落ちせる暮しぶり

朝採りの竹の子朝の湯に浸かる

筍飯喰へぬ男に喰はせをり

夏蝶をまだいとけなき手が挟む

青嵐や腰に風切るものもなし

草を刈る母に刃のこころあり

薄暑より戻りし妻の生乾き

鎌首のまだ無邪気なる蝮蛇草





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