再生への旅

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zoom RSS 金子兜太式養生訓

<<   作成日時 : 2013/06/13 04:40   >>

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衣更へて風を探しにゆくところ 玉宗

6月にしては尋常ではない暑さが続いているようだ。
昨日は寺報を配る予定であったが、いきなりの暑さに二の足を踏んでしまった。昨日の力仕事と言えば古簾を吊るしたくらいのものである。いまから暑さにへこたれているようでは盛夏が思いやられる。
今日は夫人と共に市の健康診断を受ける予定。ここに来て、体力体質ともに変化していることを如実に実感している二人だ。二年後に控えている還暦を戦々恐々たる思いで迎えようとしている。還暦と言えば人生をもう一度リセットするといったことらしいが、そういう意味でもきれいな体で生まれ変わりたいものではある。

そういえば、数年前興禅寺に来て戴いた兜太先生が気になることを言っていた。再建勧進托鉢をしたお坊さんにしてはメタボな体型が心配になったのだろう。

「玉宗さん、六十歳になったら体調管理をしっかりしなさいよ」

九十歳を越えて尚元気な先生にそう言われると俄かに現実味を帯びた言葉だったのを覚えている。「金子兜太式養生訓」はよく知られたところ。

1、長生きをしようと思う
2、なにか創造的なことに打ち込み、生きがいを持つ
3、世のため、人のために尽くす精神を忘れない
4、体と心を鍛える努力を続ける
5、家族に信頼と敬愛を。友人は男女を問わず宝
6、妻(夫)は最大の理解者、批評家。連帯して歩む
7、かかりつけの医師やゆきつけの店との絆を大事に
8、地に足をつけ、土の恵みを忘れない
9、日記を毎日つけ、我が身を省み、老醜をさらすまいと心がける


なんか如何にも聖人君子的ではあるが、現物の兜太先生には理屈や理想を越えたオーラ、魅力がある。情がある。毒がある。品がある。リアリテイーがある。聖人君子とは次元の違う気息に満ち溢れている。そしてその俳句はなぜか生々しい。それは俳句仙人と呼ぶに相応しい絶壁にして桃源郷である。私にとっては人生と俳句の恩人であると共に、良寛樣とは違う世界の憧れの人物。

そう言えば、先生は褌愛好家だった。私もそれなら今すぐにでも真似ができそうだ。夫人にも勧めてみよう。


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「桜桃忌」

桜桃忌ダスゲマイネの雨が降る

太宰忌の小さな嘘と大きな足

火の如き訛りはづかし桜桃忌

泉へと悔い改むる人の列

向日葵の呑み込んでゐる迷子かな

緋鯉かなしも己苛む色に似て

むらがりて恥辱の色の緋鯉かな

空はただ光り溢れて沙羅の花

舟虫のぞろりと能登はとの曇り

谷空木谷に老母を寝かせ置く







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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。
>夫人にも勧めてみよう。

思わず・・大笑いをしてしまいました。
日曜日・・にっこり笑い
月曜日・・元気に笑い
火曜日・・可憐に笑い
水曜日・・すっきりするまで笑い
木曜日・・もっと笑い
金曜日・・気持ちよく笑い
土曜日・・どっと笑い

本日、木曜日の笑い・・もっと笑い
たか子
2013/06/13 09:07

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