再生への旅

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zoom RSS 盆三日影絵のごとく過ぎにけり

<<   作成日時 : 2013/08/14 04:30   >>

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秋めくと思へる方に妻子あり 玉宗

お盆棚経二日目。

以前からお盆は私自身が影絵のように動き回っているようなイメージがある。
お寺やお坊さんの存在意義には様々な批判や意見があるだろうが、お坊さんの立場から言わせて貰えば、少なくともお盆は人さまの為にしなければならないことが社会的にも広く、具体的に示されている三日間ではある。
誤解しないで欲しいのは、私はそれを虚しいとか本義ではないと言っているのではない。仏弟子としての理想、哲学、本質論、それも必要であろう。その同じ軸足で以って、具体的に社会へどれだけの布施行を私自身が実践しているのだろうか。それを言いたいのである。

日盛りの中を歩き回り、時には嘲りをも受けて、人様が望むことにお坊さんとして出来ることを尽くす。私のようなものでも人さまのお役に立てる。そのような思いが私にはある。彼岸と此岸、冥界と現象界の歩哨として、掛け橋として黒子に徹す。寺族共々、名もない影絵のような存在でいいと思っている。


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「盆僧」

盆僧の置いてゆきたる愚痴一つ

盆僧の草臥れてゐる雪駄かな

裾を吹く風やあらたに涼しかり

コスモスの花に風あるうねりかな

八月や血潮のごときあさぼらけ

星合の逢瀬が淵を仰ぐかな

鳥葬の風計りをり生身魂

怖ろしき山の方より盆の月

寝くたれを叩き起こして盆の鉦

迎火や夜空しづかに公転す

ダリの絵の中にひぐらし鳴いてゐる筈

貰ひ湯の夜路鍬形拾ひけり


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