再生への旅

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zoom RSS 湖畔の別れ

<<   作成日時 : 2013/11/06 04:23   >>

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秋惜しむ湖上を染めてあさぼらけ 玉宗

滋賀県高島市のお寺の住職をしていた兄弟子の通夜・本葬儀に随喜してきた。
少ない檀家ではあるが、如何にも心の通った僧俗力を合わせての法要であった。住職の生前の徳の顕れであろう。遺徳といったものを強く感じ入った次第。

「遷化」という言葉がある。
特に高僧や隠者の涅槃、入滅をさして云われる。語源としては、この世での教化を終えてあの世での教化に移るという意味。生死を貫く志が如実なるを讃嘆しての敬語なのであろう。今生の尽力を惜しむが故の心映えなのかもしれない。四大分離しても続けられる教化とは如何なるものか。その声を聞くことのできる者こそが真の遺族の名に値するのであろうと思う。

そして我々はみな大ないり小なり遺族である。生死一如の命である。生は生だけで割り切れると思うことの愚かさに目覚めなければならない。

奠湯香語

 呑却大湖一盌盛
 用為甘露奠真情
 化儀何転幡岳裡
 水月空華路等平

恭惟新般涅槃
当山二十世大透文嶺大和尚品位

 宗門彫龍 永磨甎光
 能州瑞鳳 普播徳聲
 願力無窮 行来応縁教化
 操行綿密 示去如実仏道

 四六時中挙揚梵音 道功不尽
 八十余年唱導叢林 遺徳正明

 曾蒙親密鉗槌諸嶽山顛
 久辱格段法愛爭謝意呈

 即今仰真牌密湯此フ
 追慕消息如何表丹精

 真龍潜淵深沈處
 雲心水意越百嶺


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「湖西」

峠より近江を望む芒かな

賤ケ岳辺り一面露しぐれ

余呉過ぎて湖へなだるゝ秋の風

木の本の水澄む空のあかるさよ

柿熟れて空のあけゆく湖北かな

対岸は霧の山影湖西線

秋惜しむ湖上を染めてあさぼらけ

露けさに眠る比叡の裾野かな

秋驟雨琵琶湖の水を湛へけり

鮒鮓や京を沖とす国に棲み





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