再生への旅

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zoom RSS 今日の妄想・もしも7億円当たったらの話

<<   作成日時 : 2013/12/19 05:11   >>

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あり余るほどの寒さと愛情と 玉宗

「年末ジャンボ宝くじ一等7億円」だそうである。ロト籤では9億円が10口でたとか。(ん、10億円が9口か・・まあ、どっちでもいいけど)射幸心を煽ることに歯止めが掛らないかのような世の中ってどうなんだろうと思う昨今。


先日、夫人と「もし、一等7億円があたったら」という会話をしてみた。

「お父さんは絶対、当たったことを言わないわね」

「なんじゃ、おまえはそんな風にわしを見ていたんけ・・」

「一等当たると人が変わるらしいわ。人生を駄目にすることがよくあるっていうし・・・」

「7億円か・・。先ず、人間ドックに入って五体を点検して・・お寺を手直しするのに3億円は掛るだろうし、シェルターを作るのもいいなあ。外車は目立つので日本車に凝ることにして・・・寒行托鉢は止めることにして、できるだけ人目に着かないようにして生きるんだけど、基本的にはお坊さんを止めない。
株や先物投資には手を出さない。7億円といってもいつかは底を尽くだろうから、できることなら利子の範囲で生活していく。嫌いな奴とは付き合わないようにするが、全く人づき合いしないのも疑われるし・・・、お墓を直して、塀垣をもっと高くする。んでもって、セキュリテイーっていうんですか、それをセコムして。今まで不義理していた人へ中元、歳暮を贈るようにして、免除して貰っている結社の同人費もちゃんとは払って・・・。メタボ解消のための運動器具も買い揃えたいなあ。プールは如何にも成り金だしなあ・・。おまえに遅ればせながら結婚指輪を三つくらい買ってやろう。

そうだ。第3句集を出さなくっちゃ。作品なら腐るほどある。全ページ写真入りで、1ページに10句掲載。四季別にして各厳選500句。200ページに総数2000句。句集名は市堀玉宗第三句集『安居抄2000句』にしよう。金子兜太先生とドナルドキーン先生に推薦文を貰って、帯文はだれにしようかなあ。凝りに凝った箱入り一冊1万円くらいのを店頭販売。初版1万部。売れ残ったっていいさ。売れ行き好調なら「英語版」も悪くない。でも、内容はともかく、ちょっと目立ち過ぎるかなあ。あはは、7億円って使いきれないよねえ・・・・・。」

「お父さん、なに妄想こいてんの・・・」

「ん〜、7億円持って人様に気付かれないようにお坊さんするっていうのも困難を極めるなあ〜」

「東日本大震災の被災地へ寄付するって手もあるんじゃない。」

「ふむ、それも悪くないね。でも、全部あげなくてもいいんだろ・・」

「せこいわね、お父さん。サイテー・・・」

「冗談だよ。わし、7億円当たったら全部、おまえと子供にあげるよ。金は魔物じゃ。確かお釈迦さまもそう言っていたぞ。全部おまえたちにあげるから、わしにもう一度出家させてくれんかの〜」

「魔物を私と子供にあげて、出家し直す?それが本音かな。苦労お掛けしますね・・」

「まあ、当たらないに越したことはないってことさ」

「買いもしないのに当たる訳もないしね」


因みに、射幸心とは、

<射幸心とは、幸運を得たいという心理状態では在るが、しばしば「幸運によって他人よりも幸せに恵まれたい」という心理状態をも含む。古くから人は幸福を願うことにおいて、様々な儀式や占いや競技の結果の善し悪しで未来を予想したり、その結果に備えたりしてきた。そのような意味で風習や習慣やあるいは宗教儀式などの形で祭りや神事に姿を変え継承された文化も人間の射幸心によって体現されたものと解釈できる。ウィキメディア・フリー百科事典>

問題は何を人生の幸運とするかにかかっているようだ。生きていく力、醍醐味とは反発力のようなものである。なにごとも限度があり、過ぎたるは及ばざるが如し、どころではない。害になることはなはだしいことに目覚めなければなるまい。多すぎても少な過ぎてもいけない。人間は欲望を膨らますことのできる動物でもある。それは欲望の奴隷になる可能性があるということだ。本末転倒、主客逆転、いのちの主人公とは誰なのか!私はそれを7億円当たって有頂天になっている人に強く言いたい!!(−−)


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「鍋二十句」

宿坊の夕餉早くてけんちん汁

すき焼の肉の足らざる不幸せ

故郷の三平汁と少しちがふ

粕汁や闇が貼りつく夜の窓

嫁がざる姉のつくりし蕪蒸

薬喰喰へと嚇され喰ひにけり

金沢の用水多きじぶ煮宿

腸の煮えくり返る鮟鱇かな

まる鍋や中年といふいやらしさ

おでんの具買ひに次男を走らする

窓叩く夜の風あり干菜汁

ぽつこりと屋根に雪積むきりたんぽ

湯豆腐を冷ますに息の足らぬ母

箸を入れ風呂吹しくと割りにけり

寄鍋の一人が臍を曲げてをり

石狩鍋大雑把にして味はへり

裏山のやうな叔父来て狸汁

遅ればせながら闇汁始まりぬ

湯豆腐の揺れ已みしかば夜の帷

ジンギスカン喰ふ油のやうな汗を掻き




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