再生への旅

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zoom RSS やっちまったよ・カミソリに負けたお坊さん

<<   作成日時 : 2014/01/06 06:49   >>

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マスクして言葉失ふ安堵あり 玉宗


今年最初のやっちまったよ。

年が明けて間もなく、初湯に浸かったまではよかったのだが、ケチが災いしたのか、去年末まで使っていた安全剃刀で髭を剃った。剃り味がイマイチだったが口のまわりもいつものように逆さ剃りをして済ませたのである。次の日からなんとなく剃り後に違和感があり、いつものカミソリ負けであろうと高を括ってオロナイン軟膏を塗って済ませていた。ところがいつまでたっても完治しないどころか段々ひどくなる一方で、夫人に泣きついたら、なんとかというステロイド系の塗り薬をよこした。

「それで大丈夫よ」

こういったケースでは夫人に全幅の信頼を置いている。さっそく塗ってみたのだが一向に治る気配もない。それどころかオロナインよりひどくなったように見える。まあ、一種の火傷、コロラド、否、ケロイドみたいな有り様。それがカミソリの剃り後そのままに鴉の足跡みたいに残っているのだから笑える。夫人に再度泣きついた。

「あら、合わなかったみたいね。お父さん、それ、ひどいわ。病院へ行かなきゃだめでしょ。皮膚科で診てもらった方がいいわ。」

「・・・なにを今更・・・」

という訳で、病院は土日でお休みということもあり、薬を塗らないでいる状態が続いている。
寒行托鉢もマスクをして決行となった。マスクをしながらの托鉢というのも息苦しいもんではある。それに顔が半分隠れてしまいどこのお坊さんかと怪しまれる畏れもないことはない。頭陀袋に「永福寺」と白い字でそめ抜いてはあるが、慣れ親しんだ輪島市内ではお寺の名前より顔をまず見るのが常である。案の定、何人かに「どちらさんですか?」と聞かれた。ひげ剃り負けの顔が恥ずかしいのでとも言えず、「新年から風邪を引いてしまいまして・・」と、満更嘘でもない小さな嘘をついて歩いている。まあ、嘘も方便ということで勘弁していただきたい。

ん〜、それにしても、このような事態は初めてのこと。これは出足から躓いている感が否めない。先行き大丈夫かいな。

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「寒の入り」

冬帽子被り在家を装へる

音のなき空に耐ゆるも寒の入り

山裾へ僧を吐き出す初霞

托鉢のしんがり仰ぐ冬嶺かな

夕闇を背負ひて来たる寒念仏

托鉢の布施に蜜柑を添へにけり

身籠りし如くに山の眠りをり

風花や遠嶺にだれか舞ふごとく

餅食うて敵を討ちにゆくところ

元旦が昔のやうにもう六日





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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
「やっちまったよ」が早かったですね。
ご不自由なことでしょう。でも「どんまいどんまい、ご夫人の意気で!」
それから皸にもご注意ですね。
今年も皆様にとりましてご健康でご多幸の年でありますように!
花てぼ
2014/01/06 21:14

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