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zoom RSS 今日の妄想・雪中寒行托鉢high!

<<   作成日時 : 2014/01/11 07:27   >>

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生きながら死ねと云はれて悴める 玉宗

寒行托鉢も今日で七日目である。
いつものことだが、最初の一歩が中々に手間取る。正直なところ、今日も又、寒さの中を三時間以上歩くのかと想像しただけで、二の足を踏むことがない訳ではない。ましては、昨日今日のような吹雪ともなると、なんの因果でと思わず愚痴になる。

それでも、もう何年もしていて解ったことは、一旦外に出て歩きだしたら、そのような「妄想」も雲散霧消するということだ。まさに「行・かたち」そのもに引っ張られ、励まされて行じているような塩梅である。そういう意味では「行」とは無私なるものであろう。無私なるものでなければならない。「私の行」とか「私がしている」とかいった分別界隈で「行」じているようでは元も子もないといった理屈も通るのである。いったい、誰の為の、何のための「行」かということだ。

とういうような次第で吹雪の中を歩いていると、以前にも指摘したことがあるが、時間の経過と共に「托鉢high」の状態になるときがある。昨日もまさにそんな感じ。吹雪に顔を打たれても後へ引けず前へ進まなければならないうちに、「もうこのまま死んでも、生きても、どっちでもいいや」みたいな状態になる。まあ、それも「妄想」に変わりないのであるが、うきうきとまでは云わなくても、ちょっとした悦楽、楽しい気分になることは事実である。

吹雪の中をにやにやしながら歩いている私をみたら、「アッ、托鉢highになっているな」と思って戴いて結構である。(思わないか・・)

実に「行」とは諸行無常の流れに棹さすごとく、法悦にして危うきものであることよ。



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「船起し」

繭玉や夜を支へし梁のこゑ

鴨啼くや水汲みにゆくあさぼらけ

ほそみゆく風の月日や干大根

なまはげの引き揚げて行く星の道

海まだ荒ぶれ能登の船起し

願ひ事少なくなりて餅を焼く

海に入る雪あり夜の向かう側

寒卵予定調和のかたちして

煮凝や冷めたる妻の愛のごと

どんどより魂のごときが零れ落つ

雪掻いて無駄骨らしき疲れあり





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
すさまじい雪景色、そこを歩いていくというさらにすさまじい精神力ですね!
 私は、昔、山男でして、単独で2000m級の山を2,3泊で走破したことも多かった。登山ハイ、山乞食ハイを経験しました。すべてテント泊でした。その時、もやもやと考えているより、歩くという行為の「かたち」「枠」こそ大事と思いました。托鉢といさいさか接点のある行動だったと考えます。



屋形船
2014/01/13 14:39
 昨年に続き、今頃は寒中托鉢にお出掛けだと思い到りました。最近はツイッターの方で沢山の俳句を詠ませて頂き、此方へ伺うのが隔日となりました。カミソリ負けは思いがけないことでした。
そろそろ、マスクが外せましょうか。
 能登の季節は想像の外ですが、川崎でも今年は例年より寒く感じております。自分の体が弱った為かも知れませんが。
今朝はミックス紙を出す日でしたが、其処ここに霜柱が立ち、踏みしめるとサクサクしていました。
 寒中托鉢の行が法悦をもたらすこともお有りとか・・・苦しさだけではないことを教えられました。
 日々、無事に行が積まれ、ご子息様の成長と共に、春をお迎えなさいますよう、念じております。合掌
みどり
2014/01/15 10:12

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