再生への旅

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zoom RSS かき餅作務

<<   作成日時 : 2014/02/13 20:05   >>

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空腹に似たる空しさ春の夢 玉宗


永福寺では、正月に供えられたお餅を切り分けて年頭参りの折に祈祷札と共に檀信徒へ配るのだが、余ったり切り屑になったものは、搗き直して掻き餅やあられにする。寒の間中、風通しのよいところに陰干ししておく。今年は例年より量が多かったので、本堂の窓辺に机を並べて晒して置いた。日中は窓を開け放して寒風を当てる。今年もいい具合に寒晒しができたようだ。

かき餅やあられは油で揚げて、市内の保育園の子供たちに上げたり、お寺に訪れた檀信徒さんに召し上がっていただいたりしている。おやつも手作りである。手間は掛かるがこれが結構喜ばれる。勿論、お寺に住む私たちのおやつにもなる。思えば贅沢なことでもある。地元ではお土産として売られてもいるらしい。

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祖院専門僧堂でも、雲水さんが自分たちで作った掻き餅を作務の合間のおやつとして戴いている。祖院の場合は専らかき餅ばかりである。量も半端でない。かき餅作務には搗き直しから、切り出し、簾掛けと、一日では済まない作務である。干しあがったものは缶に保存しておき、食べる分だけ典座で揚げて貰う。作務の合間のおやつとして出される。

はじめて食べた時は味気ない思いをしたものだったが、食べ慣れると結構美味しく、やめられない、止まらない、カッパえびせん!みたいな感じになってしまう。
油で揚げないで焼くだけの食べ方もある。若い頃は油で揚げたものを好んで食べたが、おじさんになってきては流石に胃に凭れるようになってしまった。貪り食べていた雲水の頃が懐かしい。






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「春の鳥」

三分ほど空開け放ち春の鵙

老い兆し鶯餅に咽び泣く

たばしれる水の行方や猫柳

言はれたるまゝに菠薐草を食べる

せせらぎに泥を吐きたる水菜かな

草萌ゆる日差し恋しき日なりけり

バレンタインチョコ頭陀袋より取り出しぬ

春空をわがもの顔に飛び交へる

目覚めたる木々のさやぎよ春鳥来

春ひとり高舞ふ鳶の驕りかな






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