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zoom RSS 今日の親ばか「大人遠足計画」

<<   作成日時 : 2014/03/14 06:53   >>

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立ち揺らぎ見ゆる若布を刈りにけり 玉宗

興禅寺の涅槃会法要も、雨ながら多くの参拝者が足を運んで下さり、賑やかに楽しく修行する事が出来た。
今月はまだ一ヶ寺の涅槃会法要が残っている。彼岸は總持寺祖院の彼岸会法要に随喜の予定。その間に自坊の法務もあり、まあ、お蔭さまで春からそれなりにやることがあって心忙しい。

さて、そんな三月なのであるが、忙中閑ありではないが、実は忙中を支えている一つの秘密がある。
それは外でもない、弟子に関わること。
昨年末に永平寺の瑞世を済ませた弟子であるが、両本山へ瑞世しなければならないのが宗門の規則である。まだ横浜鶴見の大本山總持寺への拝登が残っている。

(「瑞世」とは<現在の日本曹洞宗では、『曹洞宗宗制』「曹洞宗僧侶教師分限規程」に於いて、転衣を了じた者が2年以内に両大本山に瑞世拝登を行うことになっている。瑞世が終わって僧籍簿への登録が済んで、初めて和尚の法階と、住職になる教師資格を得ることになる。>つらつら日暮らしWiki〈曹洞宗関連用語集〉 )

瑞世拝登も昔は能登門前の總持寺祖院でも可能であったことを昨日、興禅寺涅槃会に随喜して下さった寺院様から教えて戴いた。勿論、百年前に横浜へ本山が移転した時点で、瑞世拝登の条件も横浜本山に変わっている。能登でできたという話も、所謂「遥拝」といって横浜まで行けない事情のあるものが通常より加算された「恩金」を収めて「瑞世拝登」に代えることができたという話のようである。そして今ではそのような「遥拝」の通則もなくなって久しい。私も昨日はじめて聞いた。

話しを聞いているとどうも、今の交通事情や相場からしても割に合わないし、時代と共に却って不都合となっていったもののようである。然し、背に腹は替えられないといった事情もあったのだろう。今なら、高い「恩金」を納めなくても、新幹線や飛行機で行った方が安くつく。横浜と同じ条件ならば今でも適用してほしいのだが、まあ、本山としてはそれも片腹痛いことであろう。

ということでもないのだが、お彼岸前に夫人と弟子と親子三人で、横浜の大本山總持寺へ瑞世拝登に伺う予定である。まあ、弟子一人で行ってもいいのだが、永平寺もそうだったように今回もまた親子で行こうということになった。というか、そういうことにした。

横浜の總持寺への拝登も久しぶりである。現在の紫雲台猊下は能登總持寺祖院の監院も勤められた禅師様。禅師様に拝問させて戴くことを夫人と共に楽しみにしているのである。(お会いできるかどうか解らないのではあるが・・)知己のお坊さんも数人いるし・・、門前の商店街も歩いてみたいし・・、それになんといっても親子三人で旅をすることの幸いっていうんですか・・・。

そのような次第で、正直に言えば、瑞世拝登の予定が決まって以来、わくわくと落ち着かない日々を過ごしている。まるで遠足を控えている小学生のような感じかな。「大人遠足計画」。これも弟子のお蔭である。なんと親孝行な倅であることよ。

まだ、二三日後の出発なのだが、我慢できずに記事にしてしまった。



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「あたたか」

墓に来て眠たくなりぬうらゝけし

梅を嗅ぐほどの欲ならあるにはある

のどけさの極まり死んでしまひけり

如才なき男が通る春の雨

馬鈴薯の種おろしゆくひとつづつ

馬鈴薯を植うる地の果て空の果て

くれなゐの火種落ちたる椿かな

菊分つ父の後ろを通りけり

あたたかや人を喰つたる京言葉

菊植うる終の棲家と思ひつゝ

あなたなるさひはひ鳥は雲に入り







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