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zoom RSS 今日の病丈六尺・恒例となる風邪?!

<<   作成日時 : 2014/11/27 12:48   >>

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嬉々として葱焼いてをる看取り妻 玉宗

11月も残り少なくなった。
二三日前から喉の塩梅がどうも思わしくなく、風邪の初期症状を呈してきた。さっそく掛り付けの診療所に出向き診療していただく。パソコンに入力されたカルテを覗くと昨年と同じ日に風邪で通院していることが判明。医師に義理固いことですと感心された。確かに不思議ではある。季節の変わり目、とくに秋から冬への変節のころとなると決まって風邪をひくようになった。不摂生な暮らしをしているとも思ってはいないが、体は正直である。どこかに無理や歪をきたしているのだろう。

年賀状もかかなければならん。そろそろ冬支度もせねばならん。そういえばタイヤ交換もしなくては。寺報配り、大掃除、成道会法要、年末年始の準備も控えている。生きて行くということは、なるようにしかならんとは言いながら、ねばならんことが目白押しに控えているということでもある。獲物を捕ることをしなくなった狩人の末路のさびしさ、っていうんですか・・・。死ぬまでは元気でいたいもんだねとつくづく思う次第。

という訳で、日がなうつらうつらして横になっている。今回はこれにて、皆さまもどうぞお大事に。合掌。



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「憂国」

燗熱く昭和遥かにしてゐたり

パチンコ屋に軍艦マーチ憂国忌

雑踏に紛れ三島由紀夫の忌

憂国の父の股引目に余る

暮れてゆく跫ばかり冬木立

綿虫や信号待ちの空越えて

雪来ると後ろ髪より風の音

鴛鴦の褥に月の漣す

鰰や能登の荒海天を衝き

ちがふ世を見てきた貌やかいつぶり

虚仮の世を鳰の潜るを見て過ごし



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「風邪心地」

天井の染みを見てゐる風邪心地

枕辺に蜜柑を置いてそれつきり

意外と美味い妻の手になる玉子酒

目に余る妻のおゐどや風邪心地

今更妻に林檎を剥けと言へもせず

妻よこんなに熱いおでんを喰へといふのか

病人がここにゐますと寒烏

手の届くところにいつも冬帽子

雑炊を啜り一日台無しに

小春日や猫の無礼を見て過ごす

煮凝や俄か熱の出るおもひ

マスクして口ほどもなきまなこかな

冬の夕暮れそろそろ帰してくれないか

名も知らぬ冬鳥が来て羽繕ひ



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「大根引」

大根引きものみな遠くなりにけり

引き抜きし大根を喰つてみせにけり

たらちねのふところ深く冬の雷

大根洗ふ夜空のやうな水を引き

大根引き了へたる夜の深さかな

不器用な父が遺せし革衣

雪婆褪せたる空をどこまでも

窓ありぬおしくらまんじゆう出来ぬ子に

木の葉吹く風みてをりぬ回復期

冬安居風の百日始まりぬ









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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
お早う御座います。
どうぞお大事に為さって下さいませ。
たか子
2014/11/28 09:18

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