再生への旅

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zoom RSS 永福寺涅槃団子作り

<<   作成日時 : 2015/02/21 19:12   >>

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僧が搗き漁師が捏ねる涅槃団子 玉宗

永福寺の涅槃会を24日に控え涅槃団子作りが22日に行われる。

毎年、輪島崎地区の漁師さん達の助太刀で進められる。沖止めの日ということで今年は22日となった。昔から男手の作業となっている。理由はよく分からんが、お寿司屋さんと同じような理由があるんじゃなかろうか。私もその一役を担っている。今年は倅が僧堂から他出を貰って手伝いに来ている。前夜からの仕込みから茹で、搗き上げまで技を伝承していかなければならない。いつのまにか私も30年近く涅槃団子作りに関わってきた。自慢して言うのだが、結構な仕事ができるようになったと思う。人間国宝とまではいかぬまでも、伝統芸伝承者の称号を貰ってもいいんじゃなかろうかと密かに思っている。

まあ、それはともかく、毎年のことではあるが、お釈迦様の命日に因んだ行事に僧俗力を合わせて関わりあえるというのも心豊かにさせてくれる機縁ではある。出来損ない同士の人間が相寄って、お釈迦様の遺志に倣おうと必死をこいているの図は悪くはない。季節はまだ料峭のさ中ではあるが、こころあたたまるひとときでもある。

さて、今年も楽しいひとときを過ごさせて戴こう。合掌。


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「菜飯」

酒臭き白魚飯の湯気に噎せ

いのち惜しめと菜飯こさへてくれにけり

しばらくは会へぬと五加飯を炊く

鼻をつく草の匂ひも嫁菜飯

枸杞飯や雲より高き山暮し

治聾酒も常と変らぬ二合半

雪解風味噌豆を煮てゐたる間も

木々はみな背伸びしてをる雨水かな

雪吊りの縄に雨水の緩びあり

麦を踏む云うてきかせるやうにして


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「雛飾る」

雛飾る妻をひとりにしてをきぬ

菱餅の反りもさびしき二人かな

仄々と日を呑み込んで猫柳

草萌えて徒食の影とおもひけり

夕さりし雨に取り込む海苔簀かな

へぐらなる島の岩海苔大ぶりな

海女老いて搗布拾うてをりにけり

かたかごや雨後の光りを照り返し

春菊を摘みたる指のにほひけり

とゝのはぬ山里にして桃柳

一夜さの雨の春子を摘みにけり

洗ひあげ重くなりたる水菜かな



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「手ぶら」

菜の花を喰うてはらわた明るうす

手ぶらでは帰れぬ蕗の薹摘まむ

鳥雲に言ひ訳ほどの仕事して

ものゝ芽やさざめき渡る地の果てに

男まさりな尼が暮しや菠薐草

筧して雪解け水を山葵田へ

春の川さしさはりなき音を立て

どうしろといふのかけふも茎立ちて

雛の夜の妻がどうにかしてゐたる

さびしらのまなこを奪ひいぬふぐり














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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
私もかれこれ4、5年涅槃団子作りにかかわってきた。(ウフっ)
花てぼ
2015/02/23 21:09

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