再生への旅

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zoom RSS 今日の試行錯誤・非常識なる句集『安居抄六千句』?!

<<   作成日時 : 2015/07/12 10:09   >>

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桔梗やふたりで生きてきた朝の 玉宗


「なんでこんな句集を出したの?」

わが結社「栴檀」辻恵美子主宰の第一声である。
責めているようで、呆れているようで、驚いているようで、称賛しているようで、或いは責めていないようで、呆れていないようで、驚いていないようで、称賛していないようで、顔が見えない分、その真意を測りかねて些か返答に窮したのを告白しておく。

ああ、なるほど、俳句界にとっては「非常識」な句集だったのだなあ、と改めて知らされたことである。
文庫本で、それも六千句。ありえないよね、というのが一般の俳人の偽らざる感想であろう。不文律で、句集とは四百から五百の句集というのが通則となっていて、偶に装丁が凝っていたりするけれど、基本的には六千などという膨大な句数は想定外。紳士協定のようなものがあるのかな。一般的に言って、一句集の中に十句良い句があればよしとするといったことを公言した俳人もいたね。六千句などと数打てば当たる式みたいなゲスさ加減が透けて見えるという反撃もありそうだね。そういう意味では、多くの俳人を敵に回したということでもあるかな。まあ、いづれにしても中身が最後は勝負だけどね。そういう意味ではこの句集への反応で、私の本当の理解者が判別できるということでもあるかな。

だれも想像しなかった句集作り。そこには私なりの清濁併せのんだ「夢」があったことは紛れもない事実である。半生の集大成という覚悟もあったし、句集刊行での報恩という意味合いもあったし、内容的には単に奇をてらっただけではなく(なかったとは言わない)掛け値なしで六千の俳句に愛着があって捨てる理由が希薄であったし、一句に拘るのではなく、六千句まとめて発信される作者の詩心こそが半端ながらも文学的挑戦に値するのではないかと云う自信があった。地方で一人俳句に生きる人間の最後っ屁。協会やマスメデイアから除外された俳人の反撃という矜持もあったし、今もある。

だいたいが、少ない数で、毎日膨大な数の句集が出版されるという現象もどうなんだろうという思いが以前からあった。句碑もそうだが、句集刊行で貴重な資源の無駄使いが助長されているのではないかと云う危惧。将来へ粗大ゴミを日々生み出している社会の一役を担っているのではないかという懸念。「俳句というかろやかな平和運動」などと雄たけびを上がる一方で、俳壇、サロンと云う御目出たさから抜け出せないでいることへの遠慮。

常識ってなんですか?俳句は常識を笑ったり、越えたりするものではなかったのかな。

そして、その「俳句の力」といったものははどこまでも作者個人が引き受けてゆくものではないのかな。逃げも隠れもせんよ。ということで、非常識な句集といった評価を甘んじて受けるのに吝かではない。句集の評価、売れ行きも気になるが、今後、句集作りへのターニングポイントになれば幸いであると本気で思っている。


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「正気」

正気では入れてもらへぬ祭りかな

気が触れたやうにいきなり踊り出し

箱庭の男が虹を見るやうに

草笛の父が沖見るやうにして

鉄橋の汽車に手を振る水遊び

ナイターの歓声聞こゆ訣れかな

水鉄砲撃たれてすぐに仲良くなる

水中花愛といふにはほど遠く

百物語添ひ寝の母もなかりけり

許せないのはお父さんの裸だと











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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
出来れば1万5千句を載せていただきたかったと思っています。もったいぶった協会、俳人を気取る方々、資源の無駄遣いの句集、見つめ直さなければならない。
hinotori
2015/07/12 11:56
本日の当ブログに、紹介記事を書かせていただきました。
http://blog.livedoor.jp/shimuratakeyo/archives/55648447.html
志村建世
2015/07/12 17:30

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