再生への旅

アクセスカウンタ

zoom RSS 志しに生きる

<<   作成日時 : 2015/08/04 07:18   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像


盆三日影絵のごとく過ぎゆけり 玉宗

昨日は興禅寺の施食会でした。
先の記事にも申し上げたように、お盆のころになると思われる先祖へのこころの繋がりや無常なるゆえの今の尊さをお話したことです。そして話しているうちに思わず口をついてでたことがありました。それは「食べる」ということの意義の中で見落としていたことでした。

人は食うために生きるのか、生きるために食うのかといった一見益のない問題のための問題提起によって気づかされることでもあります。結論を申せば食うために生きる、生きるために食う。それはどちらか一方を選ばなければならないといったことではないのが人の命の真相であり、人生の実際のところだからです。どちらかに偏ってひとは生きていませんし、生きていけるものでもありません。只生きていけといわれても人は生きていけるものでもありませんし、実際にそのようには生きていません。

そこには何らかの心根、志、生きる目的、方向性といったものが大なり小なり、認識していてもいなくても、口にしてもしなくても、分かってもわからなくても同時に進行している今の様子があるのではないでしょうか。志にもいろいろあることはいうまでもありません。天下国家を論じ憂い、なんとかしようといったようなものから、目先のさまざまな欲望充足のために知恵を絞り、汗をかき、食べるために生き、生きるために食べている現実がありましょう。

ところで、仏道という生き方があります。謂わば信仰に生きる、仏の方を向いて生きようといったことも紛れもなく、そして立派な「こころざし」であることは今更申し上げることでもなかろうと思っているのですが、どうでしょう。
命の断絶と繋がりの、諸行無常に棹差している私どもの人生に於いて、そのようなこころざしももまた孫子に伝えていくべきものでしょうし、今の私も親先祖から「生きるこころざし」を学び引き受けてきたことに気づくのです。

人として生まれて、生きて、死んでゆくことの意義。儚い一期一会のいのちの可能性。おまえはどっちを向いて生きていくのかと、先祖も自問自答してきたのには違いありません。その生き様を今に頂き、未来へ繋いでいく。曲がりなりにも、あきらめず、今を限りと志しに生きる。それこそが、人の人たる所以でもあろうかと思う訳です。

いのち清浄なままで生まれ、生き、死んでゆく。仏道とはそのような次第の可能性に生きるこころざしでもあるということです。いのち、お大事に。合掌




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

画像



出版元である邑書林へ申込の方はこちらから↓お求めください。 

邑書林http://youshorinshop.com/?pid=91226737



作者へ申込の方はこちらへお願いします。

〒928−0074

輪島市鳳至町鳳至丁139番地 市堀玉宗



お支払いは郵便振込の場合、以下の通りです。

口座記号番号 00730ー9ー  94330
加入者名  興禅寺
 

通信欄にお求めの冊数を記入の上お申し込みください。
手数料が掛りますので、定価1500円でサービス頒布します。一冊について、「1500円+送料215円」を振り込んで頂くことになります。




画像


「丁寧に」

父といふ手負ひが昼寝してをりぬ

身に余るほどの夏花を摘みたがり

売られたるかほして門に涼みをり

恋人は戦場にあり雲の峰

朝焼の向かうへ牛を売りにゆく

淀みつゝまなこみひらく炎天下

山家集あぶな絵もあり土用干

丁寧に虹渡り来る詐欺師かな

母なくばこの世の終りはたゝがみ

踝を晩夏の波に洗はせて



画像


「抑止力」

干瓢剥く母が素顔を垣間見せ

昆布干すカインの裔の影曳いて

囚はれの思ひも少し草を引く

天草干す浜の蒸気に噎せ返り

飯饐ゑてからの消息不明なり

抑止力なら羽抜鶏にもあらんずる

亀の子の海のものとも月のものとも

玳瑁や国生みのなほ続きをり

打水や加賀の郭に西東

洗ひ髪ふりさけみれば三界の











テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
志しに生きる 再生への旅/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる