再生への旅

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zoom RSS 今日の以心伝心・深まりつゝある秋へ

<<   作成日時 : 2015/09/30 17:23   >>

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銀杏の落つるやもせぬこころせよ 玉宗


大本山總持寺祖院両祖御征忌も終った。弟子も堂行長として法要に参画し、師匠である私は両班として、家内もご詠歌講員として毎日勤めさせていただいた。親子して一生に一度あるかないかの大遠忌に随喜できることの勝縁を思う。
 
十月は横浜總持寺に於いて更に大掛かりな大遠忌法要が控えている。私は留守番だが、弟子は大衆要因として数日間法助に参加することになっている。夫人もまた、門前のご詠歌講員として鶴見参拝への招待を戴いている。ありがたいことだ。祖院のお坊さんは勿論こと、町内の檀信徒や関係者も大挙して横浜の総持寺へ出掛けるようだ。

さて、その弟子も祖院での修行も4年目に入っており、雲水では古参となった。このたび祖院監院老師の辞令で「副悦」という役を頂戴したらしい。「維那」という役寮さんの補助・見習いといったところ。ますます本山での力量を問われる立場になりつつある。

興禅寺も永福寺も本山直末として昔より、俸禄をいただいてきたお寺ではある。ますます自己研鑽に励み、本山はもとより、自坊に於いても、門前町の皆さんにも信頼していただけお坊さんになってほしいものと願っている。

檀信徒の皆様にはあたたかいお心で、末永き弟子を見守り、励まし、支えていただければ師匠として思い残すことはない。近い将来、永福寺・興禅寺住職としてのお披露目もしなければならん。お坊さんとして自立できる日を待ち望んでいる。浮かれることなく、いよいよ自己の時間、脚下を大事にし、顧みて、本物の道を歩んでほしい。

秋も深まりつつある。弟子も師匠も、仏道という自己への深まりも愈々佳境であると心して生きていかなければならない。



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「畏れいる」

十六夜や性懲りもなきものばかり

垂乳根の背なに月見をして以来

芸もなく月見の団子喰ふばかり

けふの月足湯に足を泳がせて

夜這ひする足音や紅天狗茸

頑として猿の腰掛あるばかり

松茸の見事な笠に畏れいる

楢茸や炭焼き小屋も朽ち果てゝ

食へるものなら食へとばかりに通草割れ

泣き寝入りしたりし鬼の捨子かと





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「素通り」

いざよへる辺りに母を置いて来し

立待の月の客船沖をゆく

波音を人魚とおもふ十七夜

素通りす裏表なき風の色

茸狩り知らぬそぶりといふ顔で

自然薯掘る墓を暴くといふ顔で

月仰ぐ困り果てたる顔をして

裏山の月に太りし秋子かな

毒茸と信じて山を後にする

一本で足りる一本湿地茸かな

月夜茸昔犬死にせし辺り

舞茸や鳥も通はぬ峡の空


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「韜晦」

稲刈りて俄かに里の深みかな

ご無沙汰の顔して閨に入る月夜

天上に楽屋裏あり月に雲

絵巻なす恋はうたかた実むらさき

物足りぬ顔して月に居座りぬ

月仰ぐ鍵を失くした顔をして

居待月母が小さな音立てゝ

黙読のまなこはうつろ芒原

ものいはぬのんどは間抜け杜鵑草

腥き夜を背負ひて猪来る

韜晦の尼が庵の虚栗

親殺し子殺し永久にいぼむしり

煙草干す母を見捨てし家出かな





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