再生への旅

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zoom RSS 今日の諸法実相・生きながらえて見えるもの

<<   作成日時 : 2015/09/06 16:30   >>

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秋草を活けて荒野を垣間見る 玉宗

生きながらえて見えるものがある。また、見えなくなったものがある。失くしたことで見えるものがある。負けたことで知らされることがある。勝ったことで見えなくなってしまったものがある。得たことで見えなくなったものがある。豊かになったことで迷うことがある。沖に進めば見えて来るものがあり、見えなくなってしまう陸もある。

それもこれも、人生という旅の途中の話。引き返すことも、中断することも叶わない人生の歩み。大凡の見当をつけても、いつ果てるとも知れない人生の歩み。然し、今、ここに展開している空がある。雲がある。風がある。息吹がある。出会いがある。別れがある。諸行無常の今、人生はそのような今があるばかり。過去や未来というも、それは悔恨や愚痴や貪りと同様なのであってなきに等しい類のものであることに目覚めなければならない。

人生の山河とは本人が乗り越えられるものを神は与えたのだと云われる。それはつまり人生とは私の世界の様子以外のなにものでもないという極めて当たり前の事実を示している。そこは本来比べることのできない領域である。人の世は比べてなんぼのものだ、という現実も確かにあるが、それがいのちの価値の全てだと言い切るには無理のあるのも現実だ。

人生の山河の途上で、ときに絶望し、再生し、希望に生きる。人は人として生まれて来たのではなく、人になるために生れてきた。人になるために生きていく。人になるために死ななければならん。そして、その山河の道程と風景は、まさに人それぞれの脚力と視力と想像力の賜なのである。そのような自己が自己に落ち着くことの以外の、どこに限りあるいのちを生きる人間の安心立命があるだろうか。





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「火宅」

妻といふ奥の手が貼る障子かな

秋ひとり色なき風を見てゐたる

愛のなき家はとびきり秋湿り

われなくてよかりしこの世秋の風

羽ばたきもならず月下に恋をして

暁の夢を破るや雁の声

蟋蟀の深入りしたる火宅かな

ものいはぬ咽の渇きや杜鵑草

外にも出てひとりまゝこのしりぬぐひ

清水寺の仏くぐれば虫の声

馬追に蹴られてみたき太股で

露草や同胞ひとりづつ消えて



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「葉月」

うつせみも風に吹かるゝ葉月かな

コスモスにほだされ怒る気になれず

秋風を見てゐてあほらしくなりぬ

姑に言はれて大根蒔きにけり

稲刈りを見てゐて腹の膨れけり

鬼の子をみつけて帰りたくなりぬ

落栗を拾うて友を失ひぬ

蝶の翅担いで穴へ入るところ

墨染の袖吹く風も秋湿り

ひとり浜辺に見渡すかぎり秋の風

運動会明日に夢見る子の眠り















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