再生への旅

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zoom RSS 今日の後悔先に立たず・ぬか喜びのこころ

<<   作成日時 : 2016/07/21 17:09   >>

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青栗やまだ見ぬ夢のうつくしく 玉宗


メタボ解消の日々も約10日。塩分、糖分控えめ。適度の運動。早寝早起き。ストレスをためないように心がてけみたりしているんだけど。血圧は130−90前後に回復。まあ、ぬかよろこびかもしれんが、体重も15年ぶりに70キロ台に帰り咲いた。これからが本番だね。無理をしないように自然体でいきますわ。いまだに右の人さし指が「パソコン指?」しているけど・・・。

ところで、話は変わるが、わがエッセイ集『拝啓、良寛さま』の中でも書いているのだけれど、参禅の師でもある兵庫県浜坂の安泰寺住職をされていたこともある渡辺耕法老師が亡くなっていたことを昨日知った。ご本人にも本をお送りしようと思っていた矢先だけに、少なからずショックであった。
私の中では三十年ほど前にお世話になったときの老師の面影のままであったのだが、思えば三十年経っていたのだった。老師もご年配であることを見事に失念していた自分にあきれている。

本の中でも詳しく書いているが、老師には安泰寺で参禅の折に駆け出しの雲水であった私にはかけがえのない体験と示唆を与えてくださったお坊さんだったのである。私の、お坊さんとしての生き方のターニングポイントであった安泰寺での出会い。今更ながらにその事実に報恩の念が沸いていた矢先の逝去の報せ。後悔先に立たずとは言ったものである。生前にもう一度お会いしたかったし、お会いできなくまでも、今回のエッセイ集をお手元に届けたかった。

「拝啓、良寛さま」刊行には渡辺老師だけではないが、多くのお世話になった方々への偽らざる報恩の思いがあったし、ことを急いたにも皆さんが元気な間に早く手元に落手させたかった。これも自業自得だね。善は急げというけれど、善悪を定めがたきも凡人たる所以。今、今、今しかないと尽力せよと、人様には偉そうなことを言ったりするのだけれど、このありさま。後悔の多い人生に終始している人生と言えなくもない。

渡辺耕法老師の訃報を知り、わが青春の一ページが涙とともに蘇ったことであった。


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北国新聞社からわがエッセイ集『拝啓、良寛さま・曲がり真っすぐ禅の道』(定価*1800円+税)が出版されました。


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「売る」

朝焼の向かうへ牛を売りにゆく

囚はれの身となおもひそ草を引く

飯饐ゑて消息不明の味すなり

うつらうつらと箍の外れてゆく昼寝

家を出て家を思へり雲の峰

梔子や袂に入れし文のいろ

解夏の僧らしきが祭り見てをりぬ

心太負けるが勝ちの人生の

売られゆく顔して門に夕涼み

夜は沖の月に閉ざせる海の家



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「調べ」

花はみな耳を澄ますや晩夏光

明日ひらく桔梗のつぼみ筐なして

ついてこいついてくるなと飛ぶ螇蚸

不甲斐なく生きてときどき心太

くちなはの滑り込んだる闇匂ひ

夏の蝶影と一つに止まりけり

こと切れし音して落ちる木槿かな

越えてゆく山遠くして夏薊

青田吹く風に調べや波なして

夏帽子顔を失くして被るなり

夏柳風をすかしてすかされて

蜩や風に夕べの調べあり


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「山遥か」

グランドの空を二番子ひとり占め

まだ青き風にうぶなるねこじやらし

額の花上を向いたる明るさの

越えてゆく山遥かなり閑古鳥

蜘蛛といふさびしきものが囲を張りぬ

もの言はぬ喉の渇きや蟻地獄

破れたる山河這ひゆく蟻の列

蝙蝠や夕空いつも傷ついて

はんざきの月に出て泣く谺かな

身を捨つる谷の深さよ合歓の花

月の面を過ぎる雲あり夜鷹啼く

遠ざかる星の煌き夜干梅













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報告したいときにはすべき師がいない…これほど後悔することはないと思います。自分が日々成長しながら積み重ねている時間は、どうしても年を取ることにもつながりますよね。
私自身、目標に向かって突き進む中で、結果が出たときには、報告したい師がいます。師は二人いましたが、ひとりは何の報告もできないまま、むしろ、ご葬儀でのプチ報告になってしまいました。もう一人の師にはきちんと報告できるよう邁進したいものです。
しぃ
2016/07/24 16:31

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