再生への旅

アクセスカウンタ

zoom RSS 今日の以心伝心・中年の危機「バク転願望心理」?!

<<   作成日時 : 2016/07/24 17:31   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像


まだ青き風にうぶなるねこじゃらし 玉宗

先日、NHK総合テレビで所ジョージさんの番組をみた。「中年の危機」というテーマで、「くるくるおじさん」なるものが世に出現して話題なっているというものだった。「くるくる」とは要するにバク転のことなのだが、子供たちが通っている体操教室に夜な夜な仕事帰りに「バク転」だけを習いに来ている大人の呼び名であった。

その中には比較的世の中年なる世代が多いのだが、番組のコメンテーターらしき人によれば、調度、定年にはまだ少し年月があるのだが、社会人として大よその評価が自他ともにこれ以上望むべくもないと知らされた方々であり家族の中でも、会社でも自分のアイデンティティーっていうんですか、そういうものを改めて再確認したがっているということ。その方法の一つとしてなぜか「バク転」なのである。少年時代に叶うことがなかった「バク転」をいい年をしてわがものとすることによって、人生をまた前向きに歩き出せるものにする「バク転」

それはつまり、平たく言えば、家族や社会に今一つ「認めてもらえない」「褒めてもらえない」といった心理の埋合せ的な行動なのであろう。そして、なぜか私も、思わず膝を打たないまでも、よく身にも心にも覚えがあり、納得できる心理であることに気づいたのである。

私のしていることは一から十まで、「バク転願望心理」となんらかわらない心理ではないかと。その証拠の一つと言っては何だが、今回エッセイ集『拝啓、良寛さま」を出版した訳であるが、世に本を出したこともそうだが、夫人と倅に一冊づつ進呈したが、褒められもせず、貶されはしなかったが「ありがとう」の言葉一つもなかったのである。これには些か拍子抜けしていたのではるが、それはつまり「バク転心理」の裏返しだったのである。そのことに気づかさせてくれた番組ではあった。

まあ、つまり、それだけのことなんですがね・・・。

ん〜、これからも懲りずに「バク転願望」に邁進していきそうな私ではあります。




画像


北国新聞社からわがエッセイ集『拝啓、良寛さま・曲がり真っすぐ禅の道』(定価*1800円+税)が出版されました。


お求めの方は販売元↓へ直接か、アマゾンでお買い求めください。

政策・販売

北国新聞社 〒920−8588 金沢市南町2−1

п@076−260−3587 (出版局直通)

FAX 076−260−3423

https://g.bookwalker.jp/book/item/B16714182/





画像



「てのひら」

森を吹く風の音にも夏の終り

白南風や俄かにつのる旅ごころ

喉元に海迫りくる土用かな

掌にもらひ受けたる茗荷の子

ひんやりと母が手になる甜瓜

虫送り油のやうな夜の海

風鈴に風が来ぬかと見てゐたる

青すゝき分け入る風もなかりけり

雨乞を戻りし父に卦のにほひ

夜の秋妻には妻の灯しあり


画像


「記憶」

日盛りに臍ある永き戦後かな

夕顔の捨て子ほどなる実なりけり

炎天を影し歩める爆心地

サングラス不埒な顔となりにけり

向日葵のまなざし遠き廃墟かな

河童忌や空を欺く空のいろ

裏山の裾に垂れ初む葛の花

蜩や遠き記憶の肉の暗さの

雲裂いて朝の光りや草の露

稲の香に咽び老いゆく帰省かな



画像



「手負ひ」

踝にさざ波寄する土用かな

父といふ手負ひが昼寝してをりぬ

その中に父にアルバム土用干

山門の一歩俄かに蝉時雨

流れゆく澪うつくしや夏の鴨

水打つや昔女郎屋の路地に棲み

風鈴の舌に添へたる蛇笏の句

滴れる山を枕に眠るなり

つくづくと臍に穴なる昼寝覚

水飯を平らげて又どこへやら

垂乳根のいよいよ薄き夏蒲団

冷麦の赤き一筋見失ふ

涼しさの星に閉ざせる海の家








テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
今日の以心伝心・中年の危機「バク転願望心理」?! 再生への旅/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる