再生への旅

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zoom RSS 今日の百尺竿頭・余命?年

<<   作成日時 : 2016/09/22 17:42   >>

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明け暮れの空遥かなり初紅葉 玉宗

秋分の日である。
先日、夫人と一緒に受けた県の健康診断の受診結果が届いた。結果はメタボは「非該当」で、総合的にも「要指導」に改善。今現在、満60歳。身長・170センチ、体重73キロ。血圧120−80台である。唯一数値が↑なのが、「悪玉コレステロール」ってやつで、「140」くらいかな。これをさげるにはどうしたらいいんだろうね。脂肪や塩分を控えるだけでいいのかな。

ここまで自分の健康に目くじらたてるのもほかでもない。まだ20年は現役でやり遂げなければならんことがあると思っているから。近いところでは倅の晋山式で師匠として恥ずかしくない後押しをしなければならない。こんなことでもないと精進しない、怠けものであることは私自身がよく知っている。

この二、三カ月で12、3キロ痩せた私を見て心配する人が時々いる。夫人もその一人ではあるが、心配より結婚当初のスマートさに近づきつつあることの方が嬉しいらしく、今のところ静かに見守っている。

そんなことを知らない人にはつぎのような冗談を言ってごまかす。

「お医者さんにみてもらったら、余命40年と言われましてね・・」

「・・・・・?! ははは、余命40年って、100歳じゃないか。どんだけ生きるつもりかい!」

私のメタボ解消法は単純である。早寝早起き。朝の坐禅一時間。毎日2時間以上の散歩。(最近は走ったりしている!)食事制限。大食いを止める。間食をしない。といったところかな。

禅僧が命を惜しむことに違和感を覚える方もいるのだろうなあ。でもね、仏法の為には命を惜しまず、而して仏法の為には命を惜しむ。矛盾しているようだが、この心術こそが宗門の不染汚にして、百尺竿頭進一歩ではないのかな。命への執着ではなく、ありのまま生きることへの無為自然という発心でありたいと私なんかは心しているんだけどね。執着と誓願は違うものだ。初心が問われているということです。

余命など私自身に解る筈もないし、解りたくもないが、大凡の見当はつく。限りある命であることは紛れもないことながらも、今に成りきって生きる。それをしも信に生きるとは言う。今に成仏できないものに余命を従容と受け入れることもできないのではないかな。そんなことをうらつら思ったりしているこの頃ではあります。


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「妙に」

糸瓜忌も過ぎしと腹の虫鳴きぬ

台風はまるで叔父さん妙に親しき

星流れ屋根裏部屋のわが天地

鶺鴒の用あるごとくなき如く

気の置けぬ近さも遠き虫の声

落ちてゆく鮎にも意地のあるらしく

蓮の実の飛んで行方の知れぬなり

瓢箪の虚ろなかろさ妙に笑へる

傾れ咲き血塗られゐたる彼岸花

秋時雨敗者の如くずぶ濡れて

死にたがる母を叱りし夜長かな

腹の上に眠る子銀河ゆらゆらと

毒茸と言はれてみても妙に気になる



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「影」

女郎花つれなき風とおもひけり

あれがそうだと指を差されし男郎花

空の果て地の果て秋の愁ひなる

蟷螂の流浪も愛されずして以来

日の暮れの慌ただしさよ韮の花

夕闇に忘れ去られし茗荷の子

わが影の醜に斧振るいぼむしり

空の深さに眠る木の実の香なりけり

秋の虹振り向くたびにうすれゆき

月の面に影す籾殻焼く煙り




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「待つ」

母が待つ家路鬼灯胸に抱き

待つ人のあり秋の虹消えぬ間に

掴みたる稲穂に沈む雀かな

肉食の舌炎なす鵙日和

色鳥と生まれ楽園追はれたる

渡り鳥帰る由なきふるさとの

謂はれなく蟷螂仇を討つ構へ

椋鳥や償ひぬきれぬ夕空の

啄木鳥の森に深入りしてをりぬ

落鮎や都を追はれたる国の

太刀魚の銀鱗深き海底の

肩書きの要らぬ秋刀魚を好みけり

橡の実の笛を競ひし兄もなく



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内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。僧侶も太る世の中、世の中もまだまだ豊かだなと安心しました。健康と体重には気を付けて、私も過ごしていきます。
G
2016/09/25 20:54

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