再生への旅

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zoom RSS 今日の日々是口実?否、日々是好日

<<   作成日時 : 2016/10/19 18:38   >>

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ゆく秋の青き首出す大根かな 玉宗


さて、晋山式まであと二週間ほどとなった。
骨山寺院ながらも境内の内外整備もほぼ終わり、法要の最終準備に余念がない。永福寺の晋山式は先代住職以来、実に約80年振りの祝儀である。また、晋山式に合わせたわけでもないのだが、わがメタボ解消作戦もほぼ目的達成といってもいい状況。四半世紀ぶりの体重60キロ台への突入も目前となっている。(油断はできないけどね)

後は当日のお天気ですね。
こればっかりは、というかお天気ばかりではないが、なにごとも自分の思い通りに行くわけもなく、雨なら雨で決行するしかない日々是好日としなければならんね。日々是口実ではなく好日。すべてが今をかぎりのこと。言い訳や愚痴ばかりに終始する人生なんて、口惜しいにもほどがある。

力を尽くしてのち已まん。仏弟子とてそのような生きざまをするにやぶさかではない。というより、それこそが仏道の要機ではないか。救いがたきはないものねだりの無様さである。私は私で成仏するほかにない。神仏だってそれを咎めることはなかろうというもの。



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「致死量」

鳥渡り空張りつめてゆくばかり

遠山に朝靄沈む尾花かな

木屑つけ笊に受けたる初滑子

新蕎麦や色なき風の味がして

掠めたる柿を喰らへば渋かりき

逝く秋や洗ひ晒しの朝が来て

闌れゆく草の色にも秋深く

木犀の咽ぶが如く香るなり

秋灯や通りすがりの人生の

山賊の裔なるなる里の烏瓜

鶏頭の血塗られゐたる花のいろ

日陰より日向恋しき紅葉かな

うつろなる帰燕の空のあるばかり

致死量の夜の永さとしづけさと


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「頃」

この頃の空の機嫌や木瓜は実に

粧へる山裾捲り遊びけむ

螻蛄鳴くや夜更けて腹が空く頃の

コスモスや半ばなげやりにして吹かれ

切株は老人の如し鳥渡る

秋の暮樵も穴に入る頃か

逞しき母のおゐどや芋の露

釘を打ち釘を引き抜き冬用意

夢にまで匂ふ松茸ご飯かな

命日や寺に銀杏落つる頃



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「いろ」

山陰の冷え増さりけり晩稲刈

死が見えてしまへり風もいろを失ひ

慰めのことばさ迷ふ秋夕焼

手向けとてわが手に草の花ばかり

紅葉山紆余曲折のありにけり

死に真似をするにほどよき花野なる

一葉落ち引き摺る影もなかりけり

生きてのち死ぬるばかりぞ菊膾

帰るさのかりがね寒き空のいろ

裏山は疾うに暮れたる焚火かな



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