再生への旅

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zoom RSS もの足りないままに

<<   作成日時 : 2017/10/19 05:48   >>

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千草活く俄かに床が遠のくも 玉宗



秋の深まりを感じる昨日今日。

昨日は永福寺の法要無事終えることができて、ひと安堵。

人と一緒に居ると確かにテンションが上がる。

上がり過ぎてのちのむなしさ、寂しさといったものが湧いてきたりもする。


今年もあと二か月半ほどとなった。

実に光陰の速やかなることよ。

ひとりになれば、手を拱いているばかりのわが人生のようにも見えてくる。

六十年生きて来て何ほどのことを学んできたのか、成し遂げてきたのか。

立ち止まるとおぼつかない思いにやり切れなくもなる。


これも愚痴だね。


私がいてもいなくても何ともない世界。

分別以前の来し方行方に、身を任せ、こころを委ねて歩み続けるほかはない。



もの足りよう、もの足りようとして已まない人間らしさ。

それを止めないかという話だ、仏道は。


物足りないままに、ふらつかず、ぶれない命の芯を見失わないように。



秋の夜のひとりごと。




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「鳥」

空といふ見果てぬ夢を鳥渡る

小鳥来る誰も遊んでくれぬから

色鳥に嚏こらへてゐたりけり

坂鳥の朝に七曜始まりぬ

椋鳥の騒々しさよ何かある

丼に入るくらいの鶉かな

鵯や空に恋して見放され

吸ひ込まれさうな空あり鵙の声

鷹渡る伊良湖の風をわがものに

暁の恋の別れや鳥渡る

何でもする朱鷺を抱かせてくれるなら

夢追ひし帰燕の空のあるばかり

冬が来る前のおしゃべり鶫鳴く

鵲や風の梢を鷲掴み

稲雀跡形もなく日が暮れて

人攫ひ来るぞと森に鳴く懸巣

啄木鳥や空に深入りしたらしき

気の触れし母かもしれず鶴来る

丸腰の旨さうな鴨来たりけり

片付けて置かうか雁の来る前に





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