星屑の唄

画像


故郷は雪国とのみ答へけり 玉宗



寝てばかりしていたので背中が痛い。いつまでもゴロゴロしている訳にもいかない。23日には永福寺の祠堂経法要がある。今年最後の恒例行事である。興禅寺の煤払い等、冬用意、年末年始に準備も控えている。予報では今日から雪になるらしい。

風邪心地の蒲団の中で推敲した詩のようなものを披露します。


『私は星屑』

私は星屑です。
無限の時空に漂う星の屑。
この星屑はおのれの来し方行く末を思案するなにものかであります。

億光年の出会い。
それは偶然とも必然ともいえる神様の戯れごと。
儚いことに変りはありません。
畢竟私は何も知らないに等しいのでした。

世の中を変えることなど私にはできません。
しかし自分を変えることなら可能性がありそうでした。
銀河系の向うまで旅をしたこともありました。
偶像や権威に屈し、又は衆を嵩に着た生き方もしたくありません。
星屑である自分を誤魔化す訳にはいかないのです。

私の思いを越えた大いなるもの。
あなたは自由の果てなのですか?
それとも自由そのものなのですか?

誰もがたった一人の旅をしています。
賭けているものは、賭けがえのないまっさらな命そのもの。
二つとない星屑の輝き。
私の宇宙を旅する態度とはこのような単純なものであります。

私は星屑です。
かたちはこころの器です。
かたちを越えた大いなるものを慕いつつ、私はこの器を素手をもって支え旅を続けてゆくつもりです。

すれ違った時に虹色に輝くものが一瞬でも見えたなら、それが私だと思ってください。





よい記事と思われましたらポチっとお願い致します。合掌

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 禅・坐禅へ

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ



この記事へのコメント

愛媛子
2009年12月16日 16:21
今朝お伺い致した時は書き込みが有りませんでしたので風邪の具合を心配して居ました。
今頭上の双子座で壮大な星屑の天体ショウーが行なわれているそうです。
私も、星屑にも満たない小さな物ですが、頭の中は無限大に広くその中で宇宙遊泳などを楽しんで居ます。
虹色に輝く物体に会えることを楽しみに夢を観ましょう。
お体ご自愛下さいませ。
陽だまり
2009年12月16日 18:32
市堀玉宗さん こんばんは!

故郷は雪国とのみ答へけり 玉宗さん

まだ風邪癒えてないようですね・・。
私も星屑の町を俳諧している、塵でしょう。
風に流されて何処にいくか、明日はわかりません。
今日一日を生きれば良い気がします。
明日生きていれば虹が見たいですね・・。

遊子
2009年12月16日 18:44
故郷は雪国とのみ答へけり 玉宗

故郷は南の島と答へけり 遊子

先祖は長崎県五島列島の出です。

>誰もがたった一人の旅をしています。
賭けているものは、賭けがえのないまっさらな命そのもの。
<納得です。
ルフレママ
2009年12月16日 19:55
この詩を読んだとき去年亡くなった句会のお仲間の方を思い出しました。私は逢ったことはないのですが、お姑さんと旦那様の介護で、十数年、お姑さんが亡くなり、一年後自分が 癌になってしまいました。そして手術し退院、一年後再発、、、病院に行く時、覚悟して、畳替え、お墓の掃除、お寺の方丈さんに「近々、私が此処へ入りますが、これで安心して逝けます。」と云って帰ったそうです。「死ぬことは怖くない」と死ぬまで言っていたそうです。そして安らかに逝きました。
葬儀の際、旦那様が その方の辞世の詩を読んだのですが、玉宗さんのこの詩と似ているんです。
「私は今、空を漂っています。地球を周って見ていたい。疲れたら皆さんの上で休みます。ずっと此処に居ます・・・・。」
はっきり覚えていませんが、これを聞いた時皆さん、号泣しました。見事な生き方、見事な死に方ですね。
志村建世
2009年12月16日 23:06
銀河系の向こうまで行かれましたか。そのときのお話を、いつかお会いしたとき聞かせてください。
れいん
2009年12月17日 07:18
無限の時空に漂う星の屑...
天空の微かな塵であっても自分らしい生き様を
持ちたい。。
お風邪は癒えましたでしょうか。

故郷は雪国とのみ答へけり・・
雪国本番の時期ですね。

湘次
2009年12月17日 10:13
私も自己改革中です。
思うように行きませんが。
今日は雪のようですからお気をつけてください。
yoshiyoshi
2009年12月17日 14:24

囲炉裏には猫も居場所を決めてをり    よし


「思想は行動になろうとし、
 ことばは肉体になろうとする」
       ハインリッヒ・ハイネ

 
「詩は饒舌に見えて
 実は一言しか語れない
 不自由な生き物である」
           安藤由人 
kemm
2009年12月18日 06:38
故郷は雪国とのみ答へけり 玉宗

いよいよ雪が降り始めましたね。こちらは少し積もっています。
>私は星屑、賭けがえのないまっさらな命そのもの…
とても共感する言葉、自分らしい人生を全うしたいものですね。
市堀
2009年12月18日 17:19
皆様、コメント、そしてお見舞い、ありがとうございます。十分な返信もできておりません。お許しください。体調不如意が続いて情けない事です。
お心に感謝しつつ、合掌

この記事へのトラックバック