林檎の唄

画像


枕辺に林檎を置いて旅立てり 玉宗


<林檎の唄>


生涯に

流した泪の

重さのやうな


後戻りできない

ひとり旅を

強いられるやうな


ひやりとした

冷たく

甘いささやき


だから、私は

林檎が好きになれない

嫌いになれない










よい記事と思われましたらポチっとお願い致します。合掌
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 禅・坐禅へ

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ


この記事へのコメント

yoshiyoshi
2010年10月08日 05:56
歯が悪くて生齧り出来ないから
林檎は嫌いだ
誰か剥いてくれたら
すぐ好きになる

朝焼けに眠くてならぬ松ふぐり   よし
湘次
2010年10月08日 08:20
風船葛赤い林檎に憧るる  湘次

詩もいいですね。
みどり
2010年10月08日 10:50
味わい深い詩です。
流した泪の量は測りきれませんが、凝縮したら冷えた林檎にも似た、甘さも少しあったような・・・・・
青春の旅路は長く、果てなく見えましたでしょうか。

 俳句で培った無駄のなさを感じます。
言い過ぎる自分の不足を、言外に教えられた気も致しました。
 ありがとうございました。
あかね
2010年10月08日 20:29
林檎剥く傍ら父の顰め面   あかね

「歯が浮く」と言って林檎は苦手の父ですが
結局は食べるんですよね(笑)
いらくさ
2010年10月09日 05:30
おはようございます。
南瓜は昨日買いました
すでにサラダにして食べました
食べ過ぎかもと思いましたが・・・・・

いつか路上生活者になって
南瓜など食べられなくなる
かもしれないから?

いいや、いっぱい
食べておこう!

そんなとこです。

祖父は山から戻ると
黒板に詩など書いて
杣人とサインしていました。

杣人というとロマンチックですが
私が子供のころは
立ち木を入札で買って
トラックで送り出す
山師でした。

戦地には行っていないので
一酸化炭素中毒が一番危なかった
想い出なのでした。
そうそう林檎が大好きでした・・・・・
花てぼ
2010年10月09日 08:20
こちらの詩を当方ブログに掲載させていただきました。勝手なことをしてすみませんでした。玉宗様があまりにもお優しいものですから。
市堀
2010年10月09日 20:33
皆さま、コメントありがとうございます。

 よしさま。
即物的なコメントありがとうございます。実は私も最近自前の歯が少なくなり、林檎の丸かじりが不可能になったのです。嫌いにならざるを得ない状況下にあります。

 湘次さま。
風船葛、そういえば林檎の形に似ていますね。結構、しぶとく永いこと咲いていますよ。

 みどりさま。
おほめにあずかり恐縮です。俳句だけでは満足せず、このようなことをしています。われながら一体どんな坊さんなんだか・・・・

 あかねさま。
私も噛めなくなったらジュースにして戴こうかとおもっています。(笑)

 いらくささま。
詩人は南瓜がお好きでしたか!
門前にも昔、山師だったという方が居られますよ。
今では本来の意味を出て、余りいい言葉でもないようですが・・・
沢山の思い出がおじいちゃんにはあるのですね。
遠野物語を聞いているようです。

 花てぼさま。
全然、かまいません。花てぼ母さんは、天下御免、勝手をお許しします。却って、そちらに御迷惑がかからねばいいのですが。
ありがとうございます。

合掌

この記事へのトラックバック