再生への旅

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zoom RSS 掃き作務ってどうよ?!

<<   作成日時 : 2017/11/08 04:16   >>

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落葉掃くために出家をしたやうな 玉宗

立冬も過ぎて、なんだか俄かに落葉が頻りである。朝と夕刻の二度掃き作務の毎日。全部落ち尽くすまで掃かないでおくこともありなのだが、性格的にかなんだか、毎日一度は掃かないと気が済まないようなところがある。実際のところ、落葉している風情も悪くはないのだが、ものには程度がある。それに人の目もあるというのが住職の本音でもある。掃き作務もまた住職のお勤めであろう。毎朝勤行することと同様に、顔を洗う事、ご飯を頂くこと、歯を磨くことと同様に、この時期は特に掃き作務も日々のお勤めである。

昔、掃き作務をしていて悟ったという修行者が何人もいる。これも順番を間違えてはいけない。掃き作務をすれば悟れるというものではなく、当人が常日頃から道の真相を求める心切なるものがあり、掃き作務を機縁に悟ったということらしい。いづれにしても自己の真相を知るには頭の理解だけでは如何ともし難いし、してはならぬというのが禅門の常道である。

まあ、余計なことを考えず、というか考えたくないときに箒を持っているようなところがある。私の命は頭の操作が全分ではない。指先にものやこころが触れただけで五体は全速力で、総力を以て「それ」に反応している。般若している。自然であること、それ以外の何を求めようとしても当たらない所以である。




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「寡黙に」

しづけさに天降る木の葉のありにけり

落葉掃くうちにだうでもよくなりぬ

花はみな寡黙に凛と帰り咲き

あなたなるこゝに幸あれ干し布団

冬来ると腹の上に子を眠らせて

冬籠り風を枕とよこたへて

木立より仰ぐ星の座冬安居

小流れの底ひに沈む銀杏の実

七五三三々五々と五六人

雑炊を平らげてまたどこへやら

春本を火種に焚火育てけり

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