8月1日の俳句

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「味気なき音」

ふるさとの風のつれなき帰省かな

肩の荷を下ろせば蜻蛉止まるなり

寝冷子の小さき顔が膝の上

味気なき音立て胡瓜味はへる

本堂を開け放ちてや三尺寝

木漏れ日の差し込んでゐる籠枕

薬だと言うて嗜む暑気払

大凡は二束三文土用干

蜂唸るほかは音なき古簾

白雲に乗り遅れたる昼寝覚

仄暗き顔してゐたり暑気中り

青白き月の褥や蚊帳の中

稲の香に露の宿りす帰省かな





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