テーマ:奉納俳句

年に一度の大放参・眠らせてくださ~い!

外に出ればすでに二日の夕べかな 玉宗 正月二日は、初荷、初乗り、初湯、初売り、縫初め、書初めなど、様々な日常行事の再び始まる日である。「元日は嬉し二日は面白し」という古俳句があるそうだ。元日の格式ばった重々しさから解放された気分が、町の通りも俄かに活気づく。 ころげ出て毬が田に入る二日かな 飴山 実 二日はや妻の不…
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俳句の可能性・その3 (一期一会)

朝顔や己れ励まし飯を食ふ 玉宗 大会選者の先生方に興禅寺奉納俳句をお願いしたら、快く承諾、その場で色紙に一句認めて戴いた。遠慮なく鑑賞してみたい。 奉納俳句 白衣とて胸に少しの香水を   東京都 坊城中子 「ホトトギス」同人。「花鳥」主宰。伝統俳句協会評議員・国際俳句交流協会会長・北国俳壇選者・医療法人内…
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奉納俳句展示作務/採らぬ狸の皮算用

栗落ちて人間影を深うせり 玉宗 拝観案内の看板が出来た次の日、早速十二名の来場者があった。 庫裏の窓を開けると何やら句帳らしきものを手に境内を散策しているのが見える。 「俳句愛好家に違いない。看板ってすごい!」 さっそく、典座にいる夫人の元へ走って事の次第を報告。 「おい、かあちゃん!俳句のお寺…
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存問の作法/俳句と写真俳句

住職の俳諧狂ひ藪枯し 玉宗 写真俳句ブログ「湘南の俳句小屋http://shashin-haiku.jp/blog/237」の管理人・湘次さんが興禅寺を訪ねて下さった。写真俳句はもとより、写真抜きのオーソドックスな俳句作りに於いても優れた作品をものにしていると睨んでいたお方である。 案の定、お話しを聞けば、結社誌『季』に…
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梅雨のひとこま

投げ出してゐるほかはなし夏布団  玉宗 昨日の俳句大会でご一緒した現代俳句協会会長の宇多喜代子先生と、高野ムツオ先生が興禅寺を訪ねてくださった。先ずは金子兜太先生揮毫の「俳句供養塔」の前で記念写真。本堂に上がって戴いてご本尊に焼香していただく。脇の間で暫し歓談。先年亡くなられた「草苑」主宰・桂信子の遺志を継いで設けられた「…
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神仏ニアミス・異形文化財?!

今の世に銭乞ひ歩く時雨かな  玉宗 雪の影響で門前から輪島への移動に時間がかかった。托鉢をし始めて間もなく鈴が壊れたりして、いつもと違うコースを廻って時間のロスを取り戻した。 お陰で国の重要無形民俗文化財に指定されている「面様年頭」に出くわす事が出来た。 室町時代から伝われるとされる小正月の神事で、この日を…
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一休さん、何してる?(その2)

泣く子には勝てぬ氷柱を太らせろ  玉宗 「おっさん、一休さん、何してる?」 「毎年同じこと聞くんじゃない!」 「寒くない?」 「寒くない。」 「わ~い、やせ我慢してる。」 「・・・・・・・」 正直なところ寒い。寒いとイライラしてくる。ちょうどデジカメを持ち歩いていたのでキッヅ…
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大人とは何ぞや?!

高舞へる鳶うつくしや冬の嶺  玉宗 輪島市の成人式に出席することになり、長男が帰って来ている。 昔は15日と決まっていたように思うが、地方によってはお盆の時期に催している自治体もある。輪島も数年前まではそうであった筈だ。いろんな都合で変遷があるらしい。いずれにしても戦後に制定されたものであろう。 成人と…
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どっちでもいいじゃん。

人日の朝粥に眉濡らしけり  玉宗 「門松や注連飾りを外す日はいつ?」 妻は15日だと言う。私は7日だと思っていた。 「お父さんはなんでもせっかちだから、そんな筈ないわ。」 「15日までなんて長すぎるじゃろ。笹も松もなんもかも、みな見る影もなく萎れてしまっているじゃん。ありえないよ。」 「お父…
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鳳来堂年頭

餅配り戻るや盆に雪のせて  玉宗 正月三ケ日が過ぎ、一般社会では今日4日から仕事始めであろう。 お寺では元旦から三日間お経をあげた御札を檀信徒に配り歩く。「年頭廻り」と言われる行事であるが、兼務寺である輪島の永福寺でも4日に一日かけて歩くのが例年の習いである。 永福寺には檀家はないのであるが、輪島市内の広範…
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お年玉頂戴!

貰ふより上げる幸ひお年玉  玉宗 帰省中の息子が今年はお年玉を催促しないと訝っていたら、おばあちゃんとおばちゃんに貰ったと言う。オマケに今年は成人式もある。お祝も仕留めた。年末にはスーツとコートを手に入れている。 「独身貴族。リッチやなあ。」 「まあ、そう言われてもね。仕方なく頂いているという感じも…
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あらたまの・奉納俳句紹介(1)

あらたまの空さびしもよ鳶の笛  玉宗 あけましておめでとうございます。 平成二十二年元旦の目出度さをお借りして、昨年末までに奉納して戴いた俳句を何回かに分けてご紹介する。今回はその第1回。僭越ながら私の一句鑑賞を付けさせて頂く。 各自色紙・短冊に直筆揮毫して下さった。又、写真俳句を奉納された御方もいる。いず…
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