テーマ:作務あれこれ

永福寺晋山式関連事業進捗状況

山法師空に翳するものもなし 玉宗 来る11月3日に控えている永福寺晋山式。 法要に先立つ普請等、諸準備の進捗状況ですが、半月ほど前から本堂、庫裏の一部改修工事に掛かっている。資金の勧進をしたのであるが、そちらはほとんど法要諸準備に使わさせていただくことになりそうだ。普請工事や仏具修理、荘厳、衣装等は常什と住職個人の預…
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やっちまったよ・その72「畑作務頓挫の心」

昼の酒亀の鳴くとも可なりけり 玉宗 石の上にも三年目の花、などと弟子に希望を抱いた師匠の私であったが、三年前に始めたお寺の裏庭での畑作務を今春から取り止めることにした。(写真は昨年のものです) 原因はいくつかあるのだが、まあ、最大の原因は収穫しても食べるのは私だけと言ってよい状態で、それにしても食べ切れるものでは…
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涅槃の月

涅槃団子雪に播きたる凹みかな 玉宗 旧暦2月15日は釈尊涅槃会。陽暦で行うとこも多い。輪島市内では二月。同じ市内でも門前地区は三月に行われるところが多い。永福寺は二月二十四日、興禅寺は三月十三日である。 檀家のない永福寺は寒行托鉢が終ってから、今度は涅槃団子の材料となる米を貰って歩かなければならない。この托鉢はどういう訳…
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かき餅作務

空腹に似たる空しさ春の夢 玉宗 永福寺では、正月に供えられたお餅を切り分けて年頭参りの折に祈祷札と共に檀信徒へ配るのだが、余ったり切り屑になったものは、搗き直して掻き餅やあられにする。寒の間中、風通しのよいところに陰干ししておく。今年は例年より量が多かったので、本堂の窓辺に机を並べて晒して置いた。日中は窓を開け放して寒…
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大根托鉢

總持寺の大根托鉢霙がち 玉宗 總持寺祖院には例年この時季に「銀杏作務」とか「大根托鉢」なるローカル色豊かなる山内行持がある。流石の横浜鶴見の大本山總持寺にも「銀杏作務」や「大根托鉢」はないだろう。 「銀杏作務」は境内にある唯一の銀杏の大木になる実を毎日拾い集め、川で洗い、干し上げる作務のことである。聞けば今年は既…
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盗らぬ狢と知恵比べ?!

めくるめく光りもすでに半夏生 玉宗 食いしん坊の住職が畑に植えた野菜や果実類がいい具合になって来てほくそえんでいる。 トウモロコシ、サツマイモ、無花果、柿、スモモが青い実を付けている。いずれも植えっぱなしで、消毒も追肥もしていないのでこの先へこたれる可能性がある。そしてそれ以上の不安材料が鴉や狢の襲来である。嘗て、三畝ほ…
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今日の畑作務・じゃがいもの実?!

ひるがほのこんがらがつて咲いてけり 玉宗 昨年よりは気合いの入らない畑作務。 植えた野菜もトウモロコシ、サツマイモ、ジャガイモ、紫蘇、春菊、便利菜だけで、三畝には向日葵や日日草などの花の種を播いた。元肥が不十分だったのだろう。菜つ葉類は早々に薹が立ち花が咲いている。 夫人はこれ幸いとばかり春菊やジャガイモの花を切ってき…
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自己の主人公は欲望ではない・隠徳作務

囀りや空を汀と思へとや 玉宗 僧堂によっては既に夏安居に入ったところもある。 第一座である首座を始めとして、雲水さん達には「隠徳」を積む機会でもある。特に、首座和尚などは誰よりも早く起床し、振鈴し、一日の始まりを告げる役目や、山内の就寝後に東司掃除をしたりとか、人の耳目に触れぬところで徳を積むことが試される。 人が…
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言葉への感性・「のと里山海道」に関連して

春空へ寡黙に鍬をふるばかり 玉宗 昨日は畑作務に汗を流した。十本ほどの畝の土に堆肥を混ぜ、篩いに掛けた。今年から野菜ではなく、花畑にしようかと未だに迷っている。店頭に立って見て花種や野菜種を見て決めようと思っている。出たとこ勝負。その時のインスピレーションで野菜か花かにしよう。 畑はお寺の裏庭にあるのだが、そのすぐ脇…
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今日の諸行無常・いのちのあとさき

亀でさへ憚りながら鳴く夜かな 玉宗 今日は興禅寺の涅槃会である。 昨日は一日、檀信徒とともに涅槃団子作り作務に勤しみ、そして楽しいひとときを過ごした。涅槃団子の作り手も、私が住職になって20余年経ち様子が変わってしまった。相寄る檀信徒がみなそれなりに如実に年老いていることを知らされる昨今である。特にこの数年その感が強いの…
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今年はじめての畑作務

囀りや力仕事をしてをれば 玉宗 気温が一気に上がった感があった昨日、興禅寺の裏庭の畑で、荒起し作務を行った。一畝終るたびに息が上がり、腰を伸ばした空に囀りが聞こえる。 昨年の収穫状況や利用状況から、なにもお寺で食べる分以上の野菜を作ることもないだろうということに決めたのだった。野菜は止めてお花畑にしようかと夫人と相談…
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涅槃団子作り作務

涅槃哀しも猫も杓子も山河大地も 玉宗 世に「三仏忌」と称されるものの一つである釈尊大涅槃の故事遺徳を慕う仏教徒の行持である「涅槃会」は全国各地で修行されていることであろう。法要では「遺教経」などの経典を礼誦することは勿論、法要の最後に「涅槃団子」なるものを参詣者へ撒くところもある。 能登でもとくに輪島地区では「涅槃団子」…
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今日の大黒様・涅槃勧め作務?!

暮れてゆく明るさはだれ野に遊ぶ 玉宗 昨日今日と厳しい寒さが続いている。北陸ならではの淡雪、牡丹雪、ざらめ雪といった湿っぽい雪も降ったりして、春とは名のみの能登である。 今月24日には永福寺の涅槃会がある。涅槃団子作りは例年21日ころ。 その涅槃団子は米の粉が原材料である。その米もまた地元の施主から集めて歩く。昔か…
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年頭回礼「ほうらいどうねんとう!」

回礼や潮の香しるき蜑が路地 玉宗 今日と明日は永福寺のお札配りである。 町内の子供たちの手と足を借りて三日間の修正会を済ませた祈祷札と献餅一片を市内の信者のお宅へ届けて廻るのである。永福寺は「鳳来堂」とも通称されており、子どもたちは玄関を開けて「ほうらいどう・ねんとう~!」と名乗る。 昔から続いている行事であり、親子三…
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餅つき作務

餅つきの湯気立つ朝の厨窓 玉宗 私が安居した僧堂では例年28日に餅搗き作務が行われていた。 竈の神様の前で般若心経を一巻あげてから作務ははじまる。安居している雲水さんの中には餅搗きが初体験というのも結構多い。腕力だけでは直に息が上がるものだ。確かにコツがあって、無闇に杵を振り回しても碌な餅に仕上がらない。相方の手返…
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師走作務あれこれ

雪の轍は征きて帰らぬ昭和かな 玉宗 一昨日から年末の大掃除を始めている。昨年は大学生であった倅が窓拭きを手伝ってくれたが、僧堂に安居中で、新到さんということもあり、年末年始はお暇を頂けない。また私と夫人での師走作務となった。というか、現在、僧堂は冬安居真っ最中である。来年2月中旬までの制中が解けるまで他出はできないのが原則…
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煤払い作務

雪吊の空がいよいよ怖ろしく 玉宗 地元の北国新聞に總持寺祖院の年末大掃除の一環である煤払い作務の様子が掲載されていた。 僧堂では臘八接心が済んだ後、二三日掛けて山内総出の大掃除をする。大掃除は煤竹を用意して伽藍の煤払いから始まる。先ずは山門。そして経蔵・法堂・仏殿・僧堂・納骨堂・慈雲閣・観音堂・不動堂・回廊・庫裏・衆…
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秋の畑作務、とは名ばかりで・・・

霜降の畑に反古を焚きに出る 玉宗 さて、秋の畑作務であるが、種を植えたのが昨年より遅かった。 大根、蕪も漸く白い肩が見え始めた状態である。白菜とキャベツは苗を買って植えたがまだ結球するまでには至ってはいない。もうひとつ、葉野菜を植えたのだが種袋を失くしてしまい何を植えたのか解らない。小松菜か、野沢菜か判然としないまま…
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雲水さん、初めての遠鉢

墨染の袖に捌きし秋気かな 玉宗 大本山總持寺祖院専門僧堂の雲水さん達が門前を離れ、旧輪島市内を托鉢。永福寺に寄って下さった。 維那老師に先導されてわが弟子を含めて11名の大衆さんが参加。朝から中食を挟んで夕刻までの行持である。永福寺には最後に立ち寄り、本尊上供のあと、お茶を点心させて戴いた。 新到さん達にと…
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夏の畑作務総括、というほどのこともない反省・・

絶望に何かが足らぬ糸瓜かな 玉宗 興禅寺の境内に土を入れて始めた畑作務。昨秋の秋まき野菜は比較的順調に育ち、収穫も出来たのだが、初めての春播き野菜は惨憺たる結果となってしまった。雨不足の影響と私の無能無策のなせる業であるのは間違いないと思われる。それに加えて、夫人がわが畑に全くと言ってよいほど関心を示さない。挙句の果ては次…
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美しきジョギング作務?!

夏野行く美しき誤解を携へて 玉宗 好天気が続いており、半日はお寺で草引き作務などをし、時間を割いて午後からは自転車運転作務をしている。ただひたすら自転車を漕いで海辺までを往復する作務なのであるが、風に乗り、風を受けて、眼前にパノラマする風景はいつのころからか、俳句の題材、詩神の舞い降りる聖地に見えて来るから不思議である。 …
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田植えと仏道

人が植えし早苗の風を見て歩く 玉宗 能登の田植え風景は五月の連休前後から始まる。まだ水を張った代田状態も所々に見られるが、二、三日前から季語では「代田寒」と言われるような肌寒い日が続いている。この頃の季節のにはよくあることなのだろう。油断したのだろうか、夫人共々、少々風邪気味である。 それにしてもつくづく思われるのは…
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親ばか大作戦・その2「花まつりデビュー」

灌仏や命のやうに濡れそぼつ 玉宗 大本山總持寺祖院の釈尊降誕会が5月8日に厳修された。 わが弟子の僧堂における三仏忌法要デビューである。以下の写真を含めた様子は、ご詠歌で法要に随喜した夫人になる情報開示である。(んな、大袈裟なもんでもないけどね・・) で、写真に随って説明してみると・・・ ↑ まあ、人数も…
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花摘み作務

大の字に眠つてをれば熊ん蜂 玉宗 大本山總持寺祖院僧堂の花祭りは一ヶ月遅れの明日五月八日。 今日は花御堂を花で葺くなどの準備をしている筈である。孝宗も初めての釈尊降誕会で一から十まで先輩に教えて貰っているに違いない。今日は天気もいいようだし、花御堂用の花を摘ませて貰う「花作務」で町内を通るかもしれない。 「本山…
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駐車場作務も修行です!

総持寺の春を惜しみに来るらしも 玉宗 ゴールデンウイークって言うんですか、世間では。なにやら「休まなきゃなりません!」といった雰囲気が漂っている観光地でもある輪島市門前。観光のメインは勿論、大本山總持寺祖院。 震災以前から観光客の減少に歯止めが掛らなくなっていると言われてきた。震災後の復旧工事が未だ続いており、伽藍の…
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毎回同じ過ちを繰り返す畑作務についての考察

夜の風に寝られやはする茄子の苗 玉宗 春の畑作務も祖院僧堂に出仕していた時以来である。 いつもせっかちで手順を間違えてばかりだったが、今回はいつになく呑気に構えて耕し始めた。孝宗の上山で手が回らなかったことが幸いしたかたちになった。四月に入って畑の荒起しをし、石灰、そして元肥を撒いて半月ほど放って置いた。桜が咲き始めた4…
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花祭り?能登はまだまだ

御堂葺く花にはつれぬ能登の風 玉宗 四月八日は全国的に釈尊降誕会・花祭りを修する地域が多い。季節の花を摘み取り花御堂を飾り、誕生仏に甘茶を灌ぎ供養する。これも誕生されたときに芳しい水で沐浴されたという仏伝に倣ってのこと。云って見れば産湯である。花御堂は釈迦誕生の聖地でもあるルンビニ園の花園を象徴している。花祭りは季節的にも…
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弥生尽・畑作務初日

土を打つ男に光る燕かな 玉宗 昨年から始めたお寺の畑。 畑作務も体を動かしたいというメタボおじさんの小さな夢を適えただけのことではあるが、土と云うのは手間を掛けただけの対応はしてくれるもののようで、逆に言えば、手抜きをすればそれ相応の報いが現れる。思い通りにいかないのが面白い。というのも趣味の域を出ていないことの証左…
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親ばか引っ越し大作戦顛末記

雲中に確かな日影卒業す 玉宗 引っ越し作務というのは重労働であることを再認識した。夫人も私もクタクタである。埃を吸ったせいか喉の調子がイマイチだし、腰がちょっこし痛い。例によって馬力に任せて作業しているものだから、夫人に何度も窘められた。万事に慎重、几帳面の夫人にしてみれば、去る鳥跡を濁さずとしたいのだろう。さしずめ私の仕…
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意義深い涅槃団子作り作務

後悔に先立たれたる朝寝かな 玉宗 今日は興禅寺の涅槃会法要が午前十時半から営まれる。 昨日は涅槃団子作り。檀信徒、そして本寺である總持寺祖院より雲水さん達が助っ人に駆け付けてくれた。古来より雲水さん達の法助は、直末寺院三カ寺の恒例になっている。涅槃会の他に、花祭り、施食会、祈祷会、成道会の恒期法要、そして葬儀・法事などの…
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