再生への旅

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<<   作成日時 : 2011/06/13 04:06   >>

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夏めくや木魚の音も軽やかに 玉宗

落語や浪曲のルーツではないかと言われている「節談説教」というのをご存じだろうか?動画を見ていただければ一目瞭然である。「http://www.youtube.com/watch?v=yswpiGon-Xw&NR=1
ここで説教されておられる廣陵兼純師(ひろおかけんじゅん・74歳)は輪島市浄土真宗満覚寺住職である。私の住職している興禅寺と同じ町内であるが、こちらは総持寺通り、満覚寺さんは山の中腹に建っている。宗派は違うが以前から時々、葬儀会場や銭湯でご一緒することがある。気さくに声を掛けてくださったりして人間的にも面白味のあるお方であるが、その道を極めた人特有の懐の深さと近寄り難さがないこともない。若いころから説教で全国を渡り歩いて、鍛え上げられたその声は一朝一夕で真似のできるものではない。(真似をしたいとは思わないが・・・)

先代のご住職は百歳近くまで長生きをされ、山羊のような顎鬚を生やした老僧であった。晩年まで颯爽と車を運転されていたのを覚えている。満覚寺では毎年6月に節談説教大会が催される。総持寺祖院の雲水さんたちも宗派は違うが、勉強のために聴聞に参加している。兼純師は今年で節談説教を引退すると発表された。40余年に及ぶ「行」は体力的にも及ばなくなったということだろうか。惜しいことではある。

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曹洞宗では兼純師のような声を出される方は余り見かけない。僧堂で読経の指導を受けた時、甲高い声や浪花節のような声の出し方は好ましくないと言われた。「ひとりよがりの声・読経」は慎まなければならないということだろうが、浪花節のような節談説教に聴衆が聞き入っていることも事実である。耳触りの良さも人それぞれであるということか。基本的には「胴間声」がよろしいようである。殷々と響き渡る、当に梵音というべき読経が理想である。聞いている方を思わず知らず「法悦」の世界へ誘う「声」というものが確かにある。私など終生叶わないところであるが、ちょっこしでも足しになるような「梵音」を身につけたいと願ってはいる。





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コメント(4件)

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寝返って羊千匹外は雨  よし
yoshiyoshi
2011/06/13 07:02
おはようございます
 節談説教大会
 ・・・興味がありますね。生で聞いてみたいですね。
湘次
2011/06/13 09:00
聞いてきました。面白いですね。浄土宗にはボーズコレクションというのもあるのですね。大衆にわかる仏教という観点で、改善・普及の余地がありそうです。今まで全く知りませんでした。
志村建世
2011/06/13 23:27
 皆さま、コメントありがとうございます。
節談説教、意外と知られていないかもしれませんね。知る人ぞ知る、といったところでしょうか。
真宗内でもいろいろ教義上の葛藤があったようです。詳細は知りませんが、戦後特に、埋没させられた歴史があるようです。最近、心ある人らに又注目されているようですが。
私は面白いと思っています。
自分にはできませんが・・(笑)

合掌
市堀
2011/06/17 07:26

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