再生への旅

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zoom RSS 坐禅会とは名ばかり、それも本望です!

<<   作成日時 : 2012/06/03 04:11   >>

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膝揃へをのこ飯喰ふ木下闇 玉宗

昨日は興禅寺での第一回坐禅会を午後二時から五時まで行った。蓋を開ければ案の定参加者はなし。予想外というのも困惑するが予想通りというのも面目のなさに困惑しないこともない。一回50分の坐禅を三回。一人で三拄の坐禅をして過ごした。

道元禅師は「一箇半箇」という言葉を用いて、真箇の道人を打出することの意義を述べておられる。真実の志があれば深山幽谷を分け入っても参禅を遂げようとするであろうし、本物は一人世に出ればそれで丸く収まる世界でもあるかもしれない。お釈迦様という実物が一人世に出て世界は善導されたではないか。その恩徳を蒙って私のような者までもが法筵の末席に連なることができている。

死ぬまでに一人でも半人でも志のある参禅者に巡り合えればいい。後継の為にも今は土壌改良、土作り、種蒔きが出来れば本望である。

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それにしても「仏道」は勿論のこと、「坐禅」ひとつに対する社会一般の抜き難い先入観というものを今更ながらに感じている。能登には總持寺という曹洞宗の大本山があったし、今でも祖院僧堂として「宗旨」を挙揚し、人材を育てているのであるが、真宗王国北陸の歴史の中に埋没させられている観がないではない。
「坐禅」と言えば「悟り」とか「無になる」といった通念を引き合いに出し、「自力宗」という謂れのない濡れ衣を未だに着せられていると感じている。そのような北陸の信徒の中に「参禅」へ二の足を踏む思いがときに見受けられる。

俳句も仏道も、否、一事が万事、「学ぶ姿勢」に欠かせないのは、先入観を持たず、身心白紙の状態、空っぽの器こそが望ましい。然し、これも私の力不足を糊塗しようとする愚痴である。いずれにしても指導する私の力量、身の丈が試されているのに変わりはない。今回の試みも私自身の自己発見、自己創造の莫作・奉行であるということを肝に銘じて行かねばなるまい。





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コメント(6件)

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低く飛ぶあれは親子か夏燕  よし
yoshiyoshi
2012/06/03 04:52
 うわぁー、もったいない!お近くなら絶対参禅いたしますものを。月に1度、車で45分のところの坐禅会に参加しています。冬場は峠越えが難しいので、行けないのです。恵まれていると見えないこともあるのかもしれませんね。坐禅と無念無想というのはセットでとらえられていますものね。だからハードルが高いのかもしれませんね。
 私も未だかつて無の境地に至ったことはございません。坐ることでなんとなくおちつく、そんな感じですかねぇ。
くろちゃん
2012/06/03 08:14
おはようございます
 今日のお話には無から有を生み出すエネルギーが感じられますね。
湘次
2012/06/03 08:34
フローレンスからブゥオナドメーニカ。
結果どうしても参加できなかったという吾人もおられるはず。座禅を一緒にできる場所がその日あるんだって思える日常を与えた事が既に凄い事だと思います。その日まで座禅と共に生活していたわけですから。うまく言えませんが継続は力なり種が実を結ぶには時間が。。。どうdeしょう?
Florentia55
2012/06/03 15:34
門前には座禅会の告知を出しておられましたか。広報の活動は必要だと思います。ブログでも昨日がその日とは気がつきませんでした。「座禅会まであと○日」なんてのは、どうでしょう。檀家でなくても行ける座禅会には、必ず需要があると思います。どうか継続なさってください。
志村建世
2012/06/03 23:43
yoshiyoshi樣。
なるほど、余り目立っては人も来ないかもね。

くろちゃん様。
俳句の方はそこそこ反応があるのですが。やはり少しでも実利の期待できる方に着き易いのでしょうかね。遠出して参禅しているなんて国宝です。

湘次様。
やる気だけはあるんですが・・・さて、どうなりますことやら。

Florentia55樣。
仰る通りですね。何事も実を結ぶには手間と時間が掛りますもんね。有難うございます。ブログ見易くなりましたね。

志村建世 樣。
そうですね。私のやる気次第ですね。心します。合掌
市堀
2012/06/04 18:40

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