再生への旅

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zoom RSS 放下著

<<   作成日時 : 2012/08/14 05:04   >>

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露の世に夢喰ふ虫のありにける 玉宗

「放下著」と書かれたお軸を床の間に掛けてあるのを見かけることがある。「著」の字は接尾語で特に意味はないらしい。「着」は「著」の省略形の俗字。「放下着」と書かれることもあるが、決して「下着を放つ」と呼んではいけない。

中国唐時代の禅匠・趙州さんの処へ一人の尊者がやって来て尋ねた。

「一物不将来の時如何?!」(すべてを捨てて参りました。更に如何なる行がありましょうか?!)

その折にすかさず応えたのが「放下著!」(捨て切ってしまへ!)である。
因みにその先もある。
「放下著」と応えられた件の尊者さん、納得いかなかったのだろう。重ねて問うた。

「一物不将来、箇の何をか放下せん」 (全部捨てて何ももっていないのに、何を捨てろと仰るのですか?)

「恁麼ならばすなわち擔取し去れ!」 (そんなに捨てたということに拘るのならば、それを背負って生きて行けばいいさ!馬鹿野郎、とまでは云わなかったろうが・・・市堀)

捨てたと云ってもどうせ中途半端な、気まぐれな私のはからいであり、ものさしの上でのことである。そのような差し障りのある拘りを徹底的に塵もないほどに離れ、天地の道理・仏のものさしに遵って生きていけと指摘しているのである。そうであってこそ心底まで爽やかな、無執着な諸行無常の風が吹きわたるというのである。

清風匝地。あるがまま、仏まかせの爽やかな生き方・死に方がある。




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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
虫鳴くや拘り多き世であれば  よし
yoshiyoshi
2012/08/14 07:23

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放下著 再生への旅/BIGLOBEウェブリブログ
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