再生への旅

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zoom RSS 今日の諸行無常・「一日一事」

<<   作成日時 : 2013/12/01 04:40   >>

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なにごともなかつたやうに山眠る 玉宗

今日から十二月である。

いつものことながら光陰の速やかなることに茫然とするばかり。「一日一善」もいいが、私などは「一日一事」が実際のところである。今日も朝のお勤めをさぼることなくできた。掃除も気の済むまでやった。俳句も出来た。人様に迷惑をかけることもなく過ごせた。等々、どれもこれも自分のことに感けた世界ではあるが、最近はひとつでも満足できたらそれでよし、としている。私と云う人間の行く末もそれなりに見えないこともない。六十年近く生きてきた、いつまでも可能性や夢を膨張させる訳にもいくまい。可能性や夢がないのではない。妄想に痛めつけられた半生からの経験智といったものである。

やるべきことをやり、してはならないことをしない。そして、やりたいことを少しばかりさせて戴く。「一事が万事」とも云う。過去は既に過ぎ去り、未来は未だ来らず。生きている今の事実。そのありのままの姿に目覚め、受け入れ、学び、力を尽くす。その繰り返し。諸行無常の人生を舐めてはいけない。買被ってはいけない。畏れてもいけない。それしも中道と言い、あるがままとも云う。実に生きるとは大したことだったのである。そんな、あたり前のことにこの歳になって気付くのである。遅きに失した感も拭えないこともないが、まあ、しょうがない。これが私である。私の人生である。無私にして、運命をわがものとして生きていく以外に、永遠に繋がる手立てを私はまだ知らないのである。


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「国生みの」

国生みのなほつづきをり冬怒涛

暮れがての焚火の空や星生まれ

二万二千五百回目の蒲団敷く

着ぶくれて星を数ふることをせり

樋に水吐かせてをりぬ冬用意

神の留守だれも構つてくれぬなり

茶の花のこはれやすさよ日もそぞろ

蹲の縁に落葉のへばり付き

人間不信おしくらまんじゆう抜けしより

猪鍋や京都五山の鐘の音に

暖房の効きすぎ窓の泣きだしぬ




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