再生への旅

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zoom RSS 暑中お見舞い

<<   作成日時 : 2014/07/16 12:03   >>

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ゆふぐれは半ばなげやり韮の花 玉宗

昨日、夫人と連れだって越前市の御誕生寺へ伺った。
暑中お見舞いと来月に迫った自坊のお盆棚経のお手伝いの借僧依頼をするためである。禅師様とは五月に京都で米寿記念祝賀会以来の再会。宗門のこと、海軍時代のこと、そして能登への思いなど二時間ばかり歓談した。外へ出るといつもより暑い日盛りで猫たちも寄って来ない。庇の下や猫部屋に涼んでいた。禅師様とお別れの挨拶をしていると、地元の方だろうか、生れてひと月ほどの子猫を二匹小箱に入れてやって来た。お寺で預かってくれぬかと言う。さっそく、猫係の雲水さんが呼ばれて対応していた。

例によって元気を戴いて帰途についた。

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「前夜」

万緑に影し空行く戦かな

じゃがいもの花地に落ちて祭り来る

向日葵や軍靴見送る人の世の

いくさ世の足音ばかり風死して

谷風に漣なせり合歓の花

捩花や愚かな空があるばかり

揚花火戦争前夜の空に咲き

人死して現の証拠の花盛り

蒲の穂やふるさと竟に捨て難く

てのひらは何も語らず桑苺

ててなしのくろがね茄子貰ひけり

朝顔や銃後の如く家を守り

ステテコが香典袋探しをり

外つ国の惨禍もろとも夕焼けて
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「木偶の坊」

群れを抜け少し大きくなる目高

働かぬ蟻と徒食せし吾と

さざ波の影かと思へば夏茜

今生の名残りに草を引く男

破れ鍋に綴じ蓋なせる冷奴

噴水や空に閊へてなし崩し

日傘して話をつけにゆくところ

禅僧の一喝紙魚の飛びだしぬ

炎天の戸口を塞ぐ木偶の坊

遠雷や母に涙の谷間あり


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