再生への旅

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zoom RSS 今日の威儀即仏法・掃き作務

<<   作成日時 : 2015/09/27 18:08   >>

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怠けをる作務僧の手に子蟷螂 玉宗


今日は北海道室蘭から興禅寺を訪ねて来て下さったお寺さんと一緒に大本山總持寺祖院をお参りした。
秋晴れの好時節。身も心も清澄の中にも充実してゆくことを実感する。境内に入ると雲水さん達が掃き作務に精を出している真っ最中であった。

坐禅を静とすれば作務は動の威儀を具えた自己究明の様子である。日雇い仕事でもなければ、やっつけ仕事でも囚役でもない。義務でもなければ権利でもない。喫茶喫飯、雲水搬柴、阿屎送尿となんら次元の違わない自己の端的を生きているに過ぎない。それ以上でもそれ以下でも、無一物なる今の命以外のなにものでもない自己の様子である。

未来も過去もあるようでなく、ないようであり、来るようで来ない、去るようで去らない、今という永遠への切り口であり、自己の正体を引きうけているである。迷悟や妄想や余念を離れている、ありのままの今がある。事実がある。それを私と呼ぼうが呼ぶまいがそれは大した問題ではないといった仏弟子の面目がある。威儀がある。

疎かにしてよい今がないように、無駄な事など一つもないように、一体である故の成仏、解脱、救い、和合の世界がある。無用の用がある。仏弟子という生きる姿勢がある。志がある。仏道とは実に見あげた代物なのである。


自己に深まる。修行とはそういうことだ。秋も愈々佳境。坐禅に作務に、托鉢に二度とない今と云う本番を身にしみて実感する時節でもあろうか。



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「ことりと」

ひとりゆく夢路も秋の彼岸かな

稲の香やさながら母の寝息なる

花野より戻れば家が色褪せて

コスモスの向かうに妻を見失ふ

抽斗の中はでたらめ鳥渡る

死ぬときはことりと銀河ふるわせて

行つちやつてしまへり月の出る前に

秋風に吹かれて何をするでなく

龍淵に火宅の灯し懐かしき

ひもじさに眠るばかりぞ夜を寒み

芒手に果てなる愁ひ味はへり




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「耳打ち」

情け深きふるさとの秋風に泣く

落鮎の落ち行く先の廃墟かな

虫を売る耳打ちをするやうにして

永遠に追はれ追はれて彼岸花

打首の音して落つるくわりんかな

雁の来るころといふ肌の色

暮れてゆく水の音にも秋澄みて

何気ないやうに大根蒔きにけり

もみづるやまなこ冷えゆく心地して

はぐれ蜘蛛秋夕焼けの影曳いて



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「月二十句」

月の出や人を恕すに手間取りて

待宵に子を捨てかねて唄ふなり

忍び寄るそれは見事な夕月夜

貰ひ湯へ寄り添ふ影や月の橋

湯浴みせし妻が月へと帰りたがる

越後屋に見初められたる月夜かな

今頃だれに抱かれてをるや月の雨

初めての夜はまぼろし月に雲

月影やさながら閨に入るとき

月光のひた寄せてゐる褥かな

十五夜の居酒屋にゐて儚める

海に出る月を窓辺に祀りけり

生酔ひを芋名月にほかされて

鐘撞いて月の回廊戻り来る

片付けて置かうか月の出る前に

まぐはひの夜はすさまじき月明り

月天心国を追はれし旅の途の

この頃は月も待たずに寝てしまひ

どうしろといふのか月も天心に

真夜中の真白き月を見たるのみ















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