再生への旅

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zoom RSS 人生というサバイバル?!

<<   作成日時 : 2016/06/06 18:00   >>

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夏茱萸を食うべ故郷なきごとく 玉宗


先日来から話題になっている北海道七飯市で起きた子供置き去り事件。事件ではなく事故かな。まあ、行き過ぎた躾であったというのが真相に近いのではないのかな。親子関係を見聞するに虐待家族ではないようだったね。

いずれにしても、発見された自衛隊の訓練施設がある「鹿部町」は、実は私の生まれ故郷である「南茅部町」の隣町で、ちょっとびっくり。あの辺は駒ケ岳という姿のいいなだらかな裾野をもつ山麓地帯である。富士山のような不毛な樹海ではなく、豊かな森が広がっている。そういえば鹿部町の北隣は「森町」である。一週間近く水だけで過ごしたことにも感心したが、熊に襲われなかったことが奇跡的でもあろうね。昔、ここら辺を舞台にしたテレビ映画があったと記憶している。

写真を見ると、どちらかと言えば弱虫ながらものびのび育てられたような子供ではある。親もそうだろうが、本人が自分のサバイバル力に驚いているのではないのかな。それにしても小学二年、幼い心に刻まれた怖ろしくも貴重な体験。それが今後の彼の情操に些かならず影響を与えることではあろう。

人生はある意味サバイバルではあるには違いない。人それぞれの脚力で人生を歩む訳であるが、早いうちに自立できるに越したことはないだろう。いずれにしても世の中はいつも誰かが助けてくれるほど甘くもないし、かといって支えあわなければ存在しえない動物であることを思えば、まっとうに生きている限りは辛くもないのが実際のところではないかな。

旅をすれば視野が広がるものであり、一人旅ならなおさらのこと。願わくは、今回の体験で学び、身心に刻まれたものが、彼を向日的な世界へ導いて行ってほしいものだね。


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「深入り」

夏燕空に深入りして消えぬ

夏空に弧を描くブルーインパルス

木立より仰ぐ星の座夏安居

振り返る音して落つる実梅かな

褒められも誹られもせず草毟る

夏蝶の木漏れ日翔んで来るかと

打水の煮えて無くなるにほひかな

木下闇少年脱皮してをりぬ

人に遅れ風にも遅れ六月来

これはもう南風ではなからうか

蛍火を吐き出してゐる閻魔かな



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「ランドセル」

夏茱萸や友だち一人づつ増えて

捕虫網李を入れて戻りけり

ごきぶりの戸惑ひつゝも躊躇はず

梧桐のひらめき已まぬ日なりけり

黒南風やずしりと重きランドセル

元気よく帰り金魚に餌をまく

夜店より戻れば母のやはらかさ

はらからのつどふにぎはひ羽蟻の夜

梔子の花ひもとける香なりけり

逃げてゆく蜘蛛を負けたる父かとも


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「草」

刈り伏せし草萎れゆくそのまゝに

草めぐる水音ゆたかに夏の朝

蛍火の草を落ちたるひとしづく

踏み込みし草の丈にも芒種かな

木になれず独活の掲げし花高く

籠らへる一木一草梅雨に入る

胡瓜噛めば草のものとも水のものとも

垂乳根は草のにほひや蚊帳の中

臍落ちて来しかとか柿の花散りぬ

昼寝覚め草の心地がしてならぬ




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