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zoom RSS 花祭り・ある住職の夢

<<   作成日時 : 2017/04/04 15:09   >>

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清明の浜に拾ひし桜貝 玉宗



来る、五月十六日午前十時半より、興禅寺恒例の行事「釈尊御誕会・お花祭り」があります。
興禅寺の住職となって二十五年が過ぎています。
これまで毎年お花祭りを行って参りましたが、ずっと總持寺通りを引いて歩く「象さん」があればいいなと思ってきました。自分で作ることもできず今日まで過ぎてしまいました。まあ、言いてみれば住職の「夢」の一つではあります。

ということで、今回、「花祭りの象さん」の施主を募集致します。カタログによりますと送料込みで約六十万円ほどになります。台には施主名を記します。お一人でも、共同でも構いません。

門前の子供たちに「お花祭りで興禅寺の象さんを引いて歩いた」という思い出を作ることができたらどんなにうれしいことでしょう。それもまた、住職の「夢」ではあります。檀信徒を問わず多くのみなさんの御心に呼びかけさせていただきます。

詳細はお寺の方までお問い合わせください。合掌。


https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/kokadou/cabinet/03/ibe03003_1.jpg


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「まなこ」

言ひ訳に先立たれたる朝寝かな

手枕の痺れ蛙の目借りどき

もののふに末期のまなこ菫咲く

日だまりに母寝かせ置く竹の秋

落椿われならば避けて通る

放課後の空はなげやり土筆長け

春夕焼あはれ銃後の眼差しの

春落葉生き倒れたる音すなり

おのづから寄り添ふ春の心あり

せせらぎに耳を雪ぐや花山葵

水芭蕉谷深くして星廻り



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「わかる」

恥ぢらうて花とうつむく貝母かな

田楽や京は仏もさり気なく

呆れてものも言へないはうれん草茹でる

亀の声分かり過ぎても困るなり

囀りほどに遠き女に恋をして

菜の花のやうに生きよと云はれても

燕の巣だうかと思ふ高さなり

立山の沖は底無し蛍烏賊

泣くに泣けざる孕み雀の重さとも

落椿恨めしさうでならぬなり

蛇穴を血脈ついに仄暗き

驚いて飛び立つ雉子われも驚く

初花やわが身の褪せてゆくほどに


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「オノマトペ」

清明の波うち寄するざぶざぶと

春風やふらふら生きて叱らるゝ

春愁や空がざはざはしてゐたる

なけなしの智慧も弥生ぞつらつらと

不貞寝してをるにづかづか四月来る

もぞもぞと土竜貌出す田植どき

船底に栄螺転がるがらがらと

目を借りて性懲りもなくごろごろと

青海苔の森がゆらゆら忘れ潮

めらめらと怒りに灯る蛍烏賊

昼からの風にがさがさ干若布

菜の花やめそめそと帰る子が一人

夜桜や伊達の薄着がぞろぞろと

春の夢ちゃらんぽらんと覚めにけり

亡骸を花冷の間にそろそろと

永訣の朝よきらきら春の霜

鳥の巣の鳥がむずむずしてをりぬ

ひたひたと日は降りそゝぎ母子草

春子干す茣蓙一枚にころころと

春蘭のうすぎぬそゝとにほひたち





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