再生への旅

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zoom RSS 逃れられないもの

<<   作成日時 : 2018/06/25 05:10   >>

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見上げたる空の眩しさ夏椿 玉宗


人はそれぞれのやり方で自己の人生問題に答えを出してかまわないし、出さなくてはならない。
もっとひろやかな世界へ出てみたいと思っている。人生が窮屈なものであってはならない。もっと諸行無常の現実から学ぶことがある筈だ。拘りのない、新鮮な、もっと予想外の出会いがある筈だ。それにしても物足りないわが日々。

生まれて、生きて、死んでいくだけの人生と割り切っている様で割り切れていない自分。
何かを付け加えたり、嵩を増すことだけが人生を評価するに値するだなんて実に詰まらない。出来ることなら、まっさらな自己のいのちを、ありのまま戴き、施す。今の新鮮な、いのちに立ちかえる。毎日が新鮮な自己との出会い。その繰り返し。そのような差し引き零の、なんともないところで生きていたいものではある。

失望や絶望はいつでもできる。それもまたつまらない。人生はいつも初体験であるには違いない。いつも初体験の本番である。絶望する理由が本来無いのだ。少し、肩の力を抜いて、深呼吸してみるがいい。ぶれない生き方を教えてくれるのは何か?今を余所に置いてその答があろうとも思えない。行き詰るのは自見が行き詰るのである。本来なんともないいのちがそこにある。逃れたくても逃れられないものに私は満たされいる。めぐり会うべきはそのような次第の自己である。

私の中にある「自見へのこだわり」を離れない限り、どこまでも「つまらない・もの足りない」世界がついて回る。自己の影から逃げ回った挙句に行き詰る。人間とは実に手間の掛る動物ではある。そのような自己を解決、決着しない限り同じ苦悩を繰り返すことは目に見えている。当に一難去ってまた一難。自らが難を創り出していることに目覚めなければならない。



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「沖縄」

海神や沖縄犠牲の日なりけり

夏花摘む今も銃後の顔をして

島唄やニライカナイの風青く

朝焼けの沖へとサバニ漕ぎ出しぬ

占領の基地を夏ぐれひた隠し

燃え尽きておろおろ歩く崖蛍

夏蝶となりて補陀落渡海かな

海人の魂鎮めてやカーチーベー

雲の峰今日もだれかの忌日なる

海青く風青く島踊りかな

沖縄や蛇口に叫ぶ声のして




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「わが忌日」

夢にさへ切れば血の出る花柘榴

露知らず明日知れずして昼寝せり

南天の花や奇もなく人知れず

夏萩やこれより風の恋しさよ

山梔子の花にも癒ゑぬ傷ありて

紫陽花に溺れ宛らわが忌日

笹百合のこゝてに野垂れ死にせよと

金糸梅散るに任せて咲き継げり

踝に寄せては返す青葉潮

井戸覗くわが顔暗し半夏生草

日の暮れに力を得たり花擬宝珠

虎尾草のまだいとけなき尻尾なる

わが庵は蜘蛛が囲を張るほとけにて





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